Rikkyo Department of Letters Course in English and American Literature INDEX >>
ハワイ大学ヒロ校体験記

第3回 TN国際貢献奨励奨学金受賞者 岩瀬真理子
波乱万丈だったからこそ充実したハワイでの生活

アパートの外観

アパートのリビング

アパートの近くの湖

 ハワイに渡る前は、1学期間だけの留学は短すぎるのではないかと思っていました。ですが、帰国してから思うことは、5ヶ月以上の留学だったように感じるということです。それくらい、密度が濃い毎日でした。
 ホームシックにかかったり、ルームメイトとの相性が悪く、寮を出てアパートに移ったりと、山あり谷ありという表現がぴったりな日々でした。2人目のルームメイトはカリフォルニア出身の18歳の女の子だったのですが、彼女との生活は私にリスニングとスピーキング、文化の違いを知るよい機会を与えてくれました。彼女の友人たちが私たちの部屋へ来ることがよくあったので、自然とネイティブスピーカーたちと顔見知りになり、話をするようになりました。そこで英語力とコミュニケーション力の大切さを知りました。英語力が必要なのはもちろんですが、同じ人間として理解力、笑顔、会話のトピック、それらがとても大切だということを学びました。彼女たちと休日にマウイ島へ一緒に旅行に行ったことはとても良い思い出です。
 ハワイ大学で私が選択した授業は、立教で専攻している分野とは全く違いました。天文学、ビジネス、社会学、音楽にハワイアンです。これから社会人になる私にとって、ビジネスの授業は、会社の概要、心理コントロールなどについて知ることが出来、とても面白く、参考になりました。授業ではビデオを見ることが多く、リスニングの勉強にもなりました。
 ハワイ文化を学ぶ授業では、ハワイの言葉、歌、ダンスも学ぶことができました。ハワイの人たちがハワイの文化を真剣に守ろうとしていることを知りました。またボランティアでマウナケアの星空観察センターで、観光客に望遠鏡の見方を説明したり、望遠鏡のセッティングのお手伝いを3回くらいしました。満天の星空を見ることが出来た上に、外国で働くことが出来たのはとても嬉しい、貴重な体験でした。
 アパートでの生活は自炊だったのですが、近所の大型ショッピングモールで買い物をしたり、週に一回はファーマーズマーケットという野菜や他島からの民芸品が売られている市場に行きました。自転車に乗って市場へ通ったことも大切な思い出です。
 ハワイ大学ヒロ校は他大学に比べて、自然が豊かで勉強に適した所です。日本語専攻、日系社会、日系アメリカ人の多さのおかげで日本人留学生がとても受け入れてもらいやすい環境にあると思います。日本語に興味を持つ学生も多かったです。
 留学の一番の収穫は、自分の中でいつの間にか作っていた価値観、考え方が溶けて、新しい物の見方を出来るようになったことです。アメリカの文化と日本の文化は全く違います。最初は抵抗がありましたが、次第に違うからこそのアメリカの良い面も受け入れることができるようになりました。また逆に、日本の良さも見えてきて、どちらの国や場所を否定するのでもなく、それぞれの良さが受け入れられるようになりました。文化と言葉の違う国で生活することはエネルギーが必要です。ですが、どんなに大変なことでも、何とかなると思えば乗り越えられます。そして、そこで得る体験は自分の財産です。
 今後は、ビジネスを中心としたハワイ大学で受けた授業を念頭に置き、社会で働く中で自分の幅を広げていきたいです。英語の勉強を続けていくことはもちろんですが、他国の文化を知り、コミュニケーションを取り続けるということを、一番大事にしていきたいと思います。

ハワイ文化を学ぶ展示

友人の誕生パーティ

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