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ハワイ大学ヒロ校体験記

第6回 TN国際貢献奨励奨学金受賞者 吉松絵美梨
ハワイ留学するということ

大学からの景気


 このHPでは以前ハワイ大学に留学されていた諸先輩方が学校生活や授業の様子について詳しくご紹介いただいているため、 私はアメリカ本土ではなく、ハワイという土地に留学して良かったと思っていることに集中して、この留学体験レポートを書かせて頂きたいと思います。
 ハワイでは主にアジア系の人種の人たちが移住し、英語という共通の言語を使い、生活を営んでいました。私自身ハワイ大学で知り合った多くの友人が国籍はアメリカではあるものの、両親は中国人、フィリピン人、日本人の方が多かったように思います。大学生活を営み、彼らと交流していく内で、彼らの中には常に2つの文化が共存し、時には戸惑いを感じながらも折り合いをつけて生活しているということを知り、そのような体験をしたことのない私にとってはとても興味深いものでした。
 また留学中に日本人会という日系人の方々の集会に参加させていただく機会に恵まれ、ハワイ島に移住した日本人の方々、またそのご家族が集まる集会に参加させていただきました。集会に集まる日系人の数は私が予想していたよりはるかに多く、驚きを覚えました。集会に招待して頂いた日系人の方に何故集会に今でも多くの方々が集まるのか質問すると、自分たちはアメリカ人でありながらも、自分の原点はどこなのか、ルーツを常に探さずにはいられないということを知りました。私はそのことを知り、2つの文化の中で育った人々のアイデンティティー確立の難しさを感じると同時に、グローバル化の進む社会では日本の子供もこのような状況に遭遇し、時に悩む事が多いのではと問題意識を抱きました。しかしながら、2つの良いところや悪いところを深く知っているからこそ、彼らにしか見えない世界があるはずだとも思い、自分の常に視野を広げることの重要性を再確認することができました。
 「ハワイはグローバル社会の先駆けである」―この言葉はハワイ大学のコミュニケーション学科にて教鞭をとる日本人教授から教えていただきました。本当にその通りだと思います。日本人はもちろんのこと、様々な人種の人々が生活を営み、挑戦し続け、必死に生きてきたからこそ今のハワイがあることを、様々な人々に出会い、交流することにより、理解することができました。   留学中は諸先輩方のように勉強面でも生活面でも苦戦する事は多々ありました。しかし、必ず助けてくれる現地の友人また応援してくれる日本の家族・友人のお陰で乗り切ることができました。
 私はハワイ留学を通し、これから先グローバル社会を生きて行く私達にとって自分たちはどうありたいかを常に問い、迷いながら、答えを導きだす事の重要性を学ぶ事ができました。私は今後この留学で学んだことを活かし、物事を多角的な視点から検討できる人間として社会に貢献したいと考えます。

ハワイアンクラスにて

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