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ハワイ大学ヒロ校体験記

第11回 TN国際貢献奨励奨学金受賞者 磯貝優衣
留学の素晴らしさ
ハワイアンの授業でのグループ発表
 インターナショナルナイトでダンスを披露
 ホストマザーによるフラダンス講座
 
 高校時代から憧れていた留学をついに実現させ、秋・春学期の9か月間をヒロで過ごしました。この地球に生まれたからには、日本にいて日本人だけと関わっていては勿体ない、と以前から考えていた私にとって、アメリカ中で上から2番目に学生の国籍が多様だと言われるハワイ大学ヒロ校で、様々な人種と出会い、自分を見つめ直す時間が取れたことは本当にかけがえのない経験となりました。

 クラスは全て少人数制で、とてもアットホームな雰囲気です。私はなるべく発言しやすい一番前の席に座るように心がけました。ハワイの歴史や文化、言語学等の授業に加え、コミュニケーションの授業を多くとりました。様々なバックグラウンドもつ人たちと意見交換をし合い、日本人代表として孤軍奮闘する中で感じたことは、日本人はもっと自信をもって英語を話していいのだ!ということです。なぜなら、この世界で英語を第二言語として話す人の方が多数派で、皆それぞれ訛りを持っているからです。加えて、よく言われる「外国人は自己主張が強い」というのも、彼らはただ主張しているのではなく、きちんと相手を尊重した上で自分の考えを明確に伝える能力をもっていることを実感しました。個人的に、クラス内のやる気・熱気と対照的に、教室から出るとハワイ独特の、時がゆったりと流れているというギャップが好きでした。総じて日々のエッセイやプレゼンの準備は大変でしたが、根性、忍耐力がつくと同時に情報収集スキル上がり、確実に身になっていることを実感しました。
 自然あふれるハワイ島では課外活動も盛んです。世界遺産マウナケア火山で見た天の川や数々の流れ星をはじめとし、真のスピリチュアルなハワイを発見できたことは感動的な体験でした。週末は大学が無料で提供するアクティビティに参加していたので、部屋にいることはまずありませんでした。シュノーケル、パドルボーディング、カヤック、ZIPラインなど、毎週違う所で違う体験ができました。平日の夜もジムでフラダンス、ヨガ、ズンバを習い、日本の生活とは比べ物にならないほどアクティブに過ごしていました。また、多くの日系人と出会えたことで現地に足を運んでみることの大切さを実感しました。彼らの母国語は英語であるけれど、先祖である日本人にとても好意を示してくれたり、家で話すPidgin Japanese Englishを教えてくれたりして、100年以上前から伝わる独特の日本語が家庭に根付いていること、教科書では学べないハワイと日本の深い歴史を学びました。
 以上に述べたことは私が得たことのほんの一部に過ぎませんが、始めは英語力向上を目的としていた留学が、想像以上に自身の精神的な成長に繋がりました。ルームメイトとの衛生感覚の違いに悩んだり、意思疎通に戸惑ったりと大変なこともありましたが、異文化理解の醍醐味は、相互の価値観の違いを見つけ出すだけでなく、同じ価値観を認め合うこともあることです。留学で得た友達と経験は一生の財産です。

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