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コミュニティ福祉学部共通科目

  
   ジェンダー論

     担当:湯澤 直美
        (コミュニティ福祉学部助教授)

↑写真:湯澤先生
取材日:2004年10月7日(木)
           3限目(13時10分から)  
 
       新座キャンパスN311教室


2004年度シラバスより

ねらい:授業内容:ジェンダーとは,社会的・文化的に,また歴史的に構築された性別に関する概念であり,生物学的な性別とは区別して用いられている。ジェンダーに関する認識を深め,ジェンダー・バイアスからフリーになる視点を醸成することは,自分自身の生き方の選択肢や可能性を広げ,現代社会における平等や社会的正義を実現するうえできわめて重要なことである。
 本講義では,ジェンダーに関する基礎的な認識を身につけるとともに,現代社会に埋め込まれているジェンダーについて,さまざまな角度から検討する。「見ようとしなければ視えないものを観る力」を,ジェンダー概念をもとに各自が形成していくことが,本講義の最終目標である。

授業計画:
■理論編
1)女性解放思想の源流
2)ジェンダー概念とジェンダー形成
3)フェミニズムとジェンダー
4)セクシャリティとジェンダー
5)男性学とジェンダー

■応用編
1)生活のなかのジェンダー
2)労働とジェンダー
3)家族とジェンダー
4)買売春・ポルノグラフィとジェンダー
5)社会政策・社会福祉とジェンダー
6)女性政策・男女平等政策の現況と展望

 
立教生による講義レポート!
コミュニティ福祉学部コミュニティ福祉学科 2年次 竹島 史織さん 
 「空の向こう側に魔法の世界があるかもしれないよ。」
 皆さんはこう言われたらどう答えますか?
 この言葉は当時九歳だった私が母親に力説した言葉です。その時母親は「あるわけがない」とことごとく私の言葉を流したのですが、その時私は幼心に「こういう大人にはなるもんか!」と心に誓ったものです。
確かに‘常識’で考えれば「あるわけがない」。しかし、その答えは常識、世間体などによって縛られていませんか?
「上っ面な物しか見られない大人になっていませんか?」
  世間を騒がしている児童による殺傷事件。「殺した子の親が悪い。教師が悪い。」と批判されています。でもそれって上っ面。私たちはその親が、教師が生活している「社会」を作っている一員なのです。そう考えれば、私たちも事件の犯人の一人かもしれません。
今回はシンデレラを題材に扱いましたが、シンデレラの中にも「めでたしめでたし」と上っ面では終わらせられない物がたくさん含まれていました。これから「見ようとしなければ、見えないものを、見る力」を湯沢先生のジェンダー論を通して養っていければ、と思っています。
上を見上げれば青い空。でも、見る人によって、時によって、心境によって、場所によって、見えてくる物は必ず違う・・。「幸せ」の答えは空の向こう側で、あなたの心の奥で必ず輝きを放っているはず。‘あなたの’空の奥を少し覗いてみませんか?

学生の声に耳を傾ける湯澤先生
授業の最後のレポート作成

    

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