研究分野は、少年非行や犯罪といった逸脱行動についての理論研究である。
逸脱行動についての理論的アプローチは、大別すると、原因論的アプローチ(実体論)と相互行為論的アプローチ(関係論)との2つがあるが、相互 行為論、なかでもラベリング論や構築主義、そしてエスノメソドロジーといった理論的アプローチからの逸脱研究に取り組んでいる。
また同時に、近年の大きな社会問題・教育問題である「少年犯罪」「いじめ」「登校拒否」といった具体的な問題にも、相互行為論的アプローチから の分析を試みている。
「教育社会学1・2」では、学校論、学歴社会論、逸脱行動論、教師−生徒関係論、潜在的カリキュラム論などを中心に講義をしている。
教育の世界は、規範的価値的認識や言説に満ちあふれているが、教育社会学は、まずもって私達の日常生活を支えている自明性に疑問を投げかけるこ とに始まり、何が望ましい教育かを考えるのではなく、現実の教育のありようを社会学的な方法から実証的に分析することをめざしている。
そうした試みを通して、教育現象についての見方が変わることと、『べき論』から解放された社会学的な見方・考え方の獲得をめざしている。
1978年3月 東京大学教育学部学校教育学科卒業
1984年6月 筑波大学大学院教育学研究科教育社会学専攻中退
1990年4月 日本女子体育短期大学体育科講師
1993年4月 日本女子体育短期大学体育科助教授
1996年4月 立教大学文学部教育学科助教授
2000年4月 立教大学文学部教育学科教授