専攻科は、短期大学での2年間の学修を終えた学生がさらに学びを深めるための場で、短期大学2年間の課程(本科)を卒業したあとに進むことができる、本科とは別の1年間の課程として設置されています。
専攻科英語専攻の授業は、すべて少人数で行われ、学生による発表や討論を中心とするゼミ形式で展開するものがほとんどです。少人数で密度の濃い授業は、学生一人ひとりが英語力をさらに高め、「考え、表現するための確かな力」を伸ばしていくのに最適の環境といえます。
少人数であるだけでなく、学生と教員との信頼関係からくるアットホームな雰囲気もまた、本学の専攻科ならではの特色です。高い目的意識をもって自主的に学ぶことで、専攻科を修了した学生は、一般企業への就職をはじめ、四年制大学への編入学、留学など、多方面に活躍の場を広げています。
専攻科では、自分の関心のあるテーマを研究し、その成果を「論文」にまとめて単位を取得することができます。
(「論文」は選択科目です。)
論文を執筆する学生には必ず専任の指導教員がつきますが、論文とは学生が主体的に調べて考察し、内容を構築していくものであり、その奮闘は長期にわたります。しかし、論文が完成したときの大きな達成感は、その学生にとって決して忘れられないものとなるでしょう。
2月には学内で「専攻科論文発表会」が開催され、その年に論文を執筆したすべての専攻科生による発表が行われます。
すでに述べたように、専攻科英語専攻の授業は、そのほとんどが学生による発表やディスカッションを課しており、学生自身が考え、具体的根拠に基づいて分析・評価し、自分の考えを的確に表現することができる、といったことを授業の最終的な目標としています。
ここでは、英語専攻の授業で現在扱われているテーマをいくつか紹介します。また、以下に挙げた授業のほかにも、運動生理学や環境科学などの科目があります。
ショートストーリーやエッセイ、詩など、様々なスタイルの英文の特徴や書き方を学び、実際に英文で書いていきます。単なる英作文ではなく、英語による創作活動を楽しむことを目指します。
これまでに身につけた英語の力を活かし、英語を媒介にしてイタリア語とイタリアの文化について学びます。
世界各地の先住民(indigenous people, native)に関して、民族誌的研究の読みを通して学んでいきます。
現代のアメリカ社会の諸問題について、アメリカ映画を通して考えます。
ヴィクトリア朝のイングランドを「使用人」という視点から分析し、社会の変化について考察します。
アメリカという国を、日米関係を含め歴史・思想・政治の面から学問的に捉えなおします。
聖書解釈を通して現代世界の抱える諸問題について考察し、聖書を通して人間存在の在り方について洞察を得ることを目標とします。
先入観にとらわれず作品自体を読み解きながら、日本児童文学の意義とおもしろさについて検討します。
英語教育センター(MELC)は、学生のニーズやレベルに合わせてきめ細かな指導を行っています。学生一人ひとりのカルテを完備し、その学生がいつどのようなレッスンを受講したかを記録しています。教員はレッスン前にこのカルテをチェックし、個人指導に的確な対応ができる体制になっています。
年間6回程度、本学はTOEIC公開テストの試験会場として指定されており、本学を会場とするテストでは、学生は慣れた環境でリラックスして受験することができます。
本学を会場とするTOEICテストを受験する際は、学生ひとりにつき年間1回、3,000円の受験料補助を受けることができます。
専攻科には、「英語をより深くしること」と「スキルアップ」を目標とする、魅力的なカリキュラムが用意されています。自分でレジュメをまとめて発表する機会も多いため、プレゼンテーション力も身につきました。 専攻科に進むという選択肢は、2年次の進路選択において迷いがあった私にとって、大きな道しるべに。就活にも余裕を持って臨むことができましたし、想像していた以上に、実りの多い1年でしたね。