立短Voice - とこトン語ろう「立短生×先生」

幼児教育科 山田 佳澄 さん × 鈴木 隆 先生

立短の先生方は、点数だけで評価をしません。そのおかげで、私自身の視野が広くなった気がします。

フラダンスの部活動から
学んだこと

鈴木

僕が最初に山田さんをしっかりと目に留めたのは、マーガレット祭のフラダンスの発表のとき。「フラガールズ」というフラダンスの部活ができたばかりの年で見に行ってみたら、授業に出ていた山田さんがいて一生懸命踊っていた。頑張ってやっているなーと感心したんだよ。

山田

実は鈴木先生とは、オープンキャンパスのときにお会いしているんです。相談ブースがあって、そのときに対応してくれたのが先生でした。ピアノが大の苦手で悩んでいた私に、「ピアノは1年生では必修の授業があるし、2年生になってからも個別でもできるから大丈夫ですよ」とアドバイスして下さいました。そのやさしい雰囲気がすっかり気に入って、「ここだ!」と思い入学しました。鈴木先生との出会いは大きかったです(照)

鈴木

そうだったね。実際、立短に入ってみてどうですか?

山田

予想を遥かに超えてよかったです。特にフラダンス部に入部してから、毎日がとても充実しています。

鈴木

山田さんのようにフラダンス部という勉強以外の活動を一生懸命やることはとても大事なことだと思います。幼児教育の基本は、座学できちんと知識を身に付けることだけど、それだけではないからね。実際、子どもと触れ合うときは理屈なしに感覚で動くことが多い。例えば、体を動かすときに臆せずに動くことができるか、前に出られるか、ということも重要な要素です。部活動でチームをまとめたり、人間関係の仲介をしたりする中で、授業だけでは得られないものをきっと学べているはず。そこでの経験は、今後の人生に大きく影響していくと思いますよ。

山田

確かに、みんなのスケジュールが合わなくて練習ができなかったり、新入生が入ってこなかったらどうしようと悩んだり、授業にはない壁にぶつかることがあります。でも、みんながサポートしてくれるから、いま頑張れている自分がいます。それに、先輩たちが残してくれたものを、私たちがきちんと後輩へ伝えていかなければいけないという強い責任感も持つようになりました。つい先日は、先生の紹介で福祉施設に踊りに行ってきました。学内だけでなく、学外でも踊りたいとずっと思っていたので、そういう場を提供していただけたことがとてもうれしかったです。ゲストの方からも「すごく楽しかった」「よかったよ」と声をかけていただき、みんな笑顔で帰りました。本当にうれしかったです。フラガールズをやっていてよかったと思った瞬間でした。



立短に入って変わったこと、
それは柔軟な考え方

鈴木

ここに入って自分の中で変わったと思うことはありますか?

山田

今まではこれじゃなきゃだめだと思っていたことが、立短に入ってから、「これもありかも、あれもありかも」と柔軟に考えられるようになりました。視野が広くなった気がします。

鈴木

それはおそらく先生が学生をいろんな視点から評価をするからだよね。
僕自身も、体育という授業を嫌いな子が、楽しいと思える授業をしないといけないと思っています。そして、その評価の仕方は、運動ができるとかできないとかいうものではない。

山田

高校までは点数だけで評価されていたけど、立短に入ってから「こういうところもみてくれているんだ」というところに驚きました。

鈴木

ここに入ってから、勉強が好きになった子はたくさんいるよね。それは、ただテストの点数がいいとか、授業でやったことを憶えているかというところで評価されないから。自分が興味を持っている子どものことを知る機会が多いから、楽しくなる。楽しいことを突き詰めていくのが大学教育で、それに触れることができると、きっと楽しいと思えるようになります。

自分らしい道を

鈴木

山田さんは今後の進路のことをどう考えていますか?

山田

まず専攻科へ進んで、幼児教育についてより深く学びたいと思っています。この1年くらいで自分の核になるものを作れたら、と思っています。いま興味を持っているのは保育士や乳児院での仕事で、立短の先生方みたいに、一人ひとりのことをわかってあげられるような、やさしくてあったかい先生になりたいです。

鈴木

保育者を目指す限りにおいては、一人ひとりの子どもをどうやって理解できるのかということが一番根っこになるところだと思うので、そこの力をつければどこでも通用すると思います。人間は誰でも、自分の尺度でみてしまいがちだけど、一歩引いてみたり一歩横からみたり、相手の真意を考えてみること。自分はこう思うけど、相手の気持ちはどうなんだろう、と想像してみること。それを実践していくことが大事だと思います。僕たちが願うのは、一人ひとりの学生さんが幸せになってくれること。幼児教育科だからといって、決して保育者にならなくてもいいんです。どんな方法でもいいので、山田さんの道をみつけて突き進んでくださいね。

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