立教大学理学部75年誌
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立教大学 理学部生命理学科 教授 山田 康之本日は、皆様には75周年記念の祝賀会にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。理学部の75年にわたる歴史と伝統を、教員としてその一端を担えたことを大変光栄に思います。我々は立教大学の建学の精神である、「普遍的なる真理を探求し、私たちの世界、社会、隣人のため」を常に頭に置きながら、理学部の伝統である、少人数できめの細かい指導を行う、また、基礎に重点を置いた腰の据わった研究を行うという良い部分を受け継ぎ、守っていきたいと考えております。その一方で、学生の気質の変化であったり、世の中の要請であったり、常に変化し続ける世の中において、我々は今後どうしていくべきかをしっかり考えて行く必要があると思います。立教大学、そして理学部に求められているのは何か。また、我々が何をしたいのかをきちんと考えながら、今後も学内外において理学部が存在感を示すことができるよう、引き続き教育研究に努めていく所存です。今回、75周年ということで皆さんにお集まりいただきましたが、次の節目となると100周年ということになろうかと思います。その100周年をより盛大に迎えることができるよう、我々教職員一同、今後も引き続き頑張っていきたいと思っておりますので、皆様にはぜひ今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。22閉会の挨拶

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