(O-O)/ ウエルネス研究所 活動レポート 立教大学の一貫教育をスポーツ健康教育から ウエルネス研究所
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(O-O)/ シンポジウム
「教育とスピリチュアリティ」開催
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2009 シンポジウム「教育とスピリチュアリティ」
日 時: 2009年11月14日(土)14:00〜17:00
場 所: 立教大学池袋キャンパス 8号館8101教室
講 師: 飯田史彦(元福島大学教授 飯田スピリチュアルケア研究所代表)
カールベッカー(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
上田亜樹子(立教大学チャプレン)
大石和男(立教大学 コミュニティ福祉学部教授)
コーディネーター:濁川孝志(立教大学 コミュニティ福祉学部教授)
対 象: 学生・教職員・一般
主 催: 立教大学ウエルネス研究所
趣 旨:  現代の日本では、生活水準は向上し物質的欲求は満たされつつある一方で、生きがい感や生きる意味の喪失という新たな問題が浮上している。日本人の平均寿命は世界の先進国の中で第一位を占めるようになったが、社会では極めて多い自殺者の問題、青少年の凶悪犯罪、うつや引きこもり、ニートの増加などの問題が解決していない。
 多くの研究者が指摘しているように、これらの社会問題は、スピリチュアルな価値観が失われたことと無関係ではないと考えられる。特に現代の若者においては、教育の中からスピリチュアリティに関わる教材が意図的に排除された状態にあるため、上記のような悲観的・破壊的な行動を招く温床になりやすいことが指摘されている。このような若者たちに対して何らかの教育的な働きかけをして、スピリチュアルな価値観を高めることができれば、それが生きがい感の高まりや生きる意味の発見につながり、結果としてこれらの問題解決に何らかの役割を果たす可能性がある。
 ところが教育界では、これまでスピリチュアリティに関わる問題を避けてきた現状がある。そのもっとも大きな理由は、公的教育のなかに宗教が持ち込まれることに対する嫌悪感であると考えられるが、実際には宗教とスピリチュアリティとは同一ではない。スピリチュアリティは、特定の教義や団体の一員としての行動規範を必要とする宗教教育と異なり、基本的には個人的に体験される次元のものである。今回、「教育とスピリチュアリティ」というテーマでシンポジウムを企画した。複数の識者をお招きし、それぞれの専門分野から教育とスピリチュアリティについて語っていただく予定である。スピリチュアル教育を導入するにあたっての問題点や、現在実施されているスピリチュアル教育の現状などについて様々な角度から意見を交換したいと考えている。

講師プロフィール
(1)飯田史彦
 福島大学経済学部経営学科教授を経て、現在、飯田スピリチュアルケア研究所代表。1997年、LONDON CITY UNIVERSITY BUSINESS SCHOOL(大学院)客員研究員。日本経営学会、組織学会、経営哲学学会会員。人間の価値観や「生きがい」を研究する経営心理学者。米国経営学博士。著書に、ベストセラーになった『生きがいの創造』、『こだわりの人材採用戦略』、『共生と連携の地域構造』など。120名を超える全国的な医師の研究会である「生きがいメディカル・ネットワーク」の顧問を勤め、その著書や講演ビデオを医療ツールとして活用している病院も多い。
(2)カールベッカー
 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。京都大学心の未来研究センター教授を兼任。日本的死生観と医療倫理、自殺と安楽死、ホスピスとターミナル・ケア、生命教育とスピリチュアルケアなどを専門とする。1990年代に入り、日本でも脳死問題や臨死体験が関心を集める中で、『死の体験』、『死ぬ瞬間のメッセージ』、『いのちと日本人』、『「脳死」と臓器移植』などを刊行。異文化間理解のための教材を開発し、遠藤周作等と『「深い河」をさぐる』、『こころの海を探る』等の対談を発表。
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立教大学ウェルネス研究所
mailto:numazawa@rikkyo.ac.jp