会長とは、法学研究会を総括する立場にあります。実質的な運営責任者は委員長ですが、その運営のサポートをし、間違った方向に行かないように軌道修正するのも会長の務めです。特に法学研究会は、法律系3団体の中で最も規模の大きなサークルであり、かつ近年急激に人数の増えたサークルでもあります。そのため、大人数に対応した運営方法がまだまだ確立されていないのも現状です。そもそも、執行部役員だけで30人以上いるサークルというのも珍しいのではないでしょうか。
私自身が昨年1年間委員長を務めて感じたことは、上に立つ者の仕事は、仲間を信じることだということです。人に任せるのは不安だから、自分でやってしまった方が楽だ、という考えはなるべく捨てるべきです。仕事を上手く振り分け、仕事や責任を分散させてあげられることも、大切な能力のひとつだと思います。そして同時に、信じた仲間のミスは、自分が責任を負うという覚悟も必要です。責任を負うことが仕事といっても過言ではないかもしれませんね。 そんな高尚な人間になれるかどうかは甚だ疑問ですが…(笑) 時には列の先頭に立ち、みんなが迷わないように進むべき道を照らし、時には一番後ろで、誰もはぐれないように支える。みんなが仲違いをしないように、中間に入って調整することも必要です。そうして、少しでもスムーズに歩けるようにすることが、会長の仕事であり、本質なのかもしれません。興味がありましたら、是非私まで連絡を。 ちなみに歴代会長は、恋愛運に恵まれないというジンクスがあります。それでも良ければ、ですが…委員長の赤堀にも早速そのジンクスが表れ始めているようで……あー怖い怖い。 |
文責:2011年度 会長 鈴木 綾音 |