梅雨もあっという間に終わり、もうすっかり夏ですね。こんにちは。K野です。今回は月刊マンクラ6月〜7月前半号です。
と、言いたいところですが、6月号を始める前に5月の終わりに初合奏があったことを報告しなければいけません。その日僕は体調が悪く練習に行けませんでした。そのせいなのかすっかりその存在を忘れていました。申し訳ありません。なので、梅雨入り前に行われた初合奏からです。
今年は地震の影響で前期の授業開始が遅くなり、ともに練習開始も遅くなりました。そのために例年より練習期間が短くなりましたが、1年生の熱心な自主練とFL陣の指導により初合奏は無事終わりました。
ここから梅雨入り6月号です。11日にはドリン1年生のオデル12番の発表がありました!地震による前期開始の時期の変更に伴いオデル発表も6月にずれ込みました。1年生にとっては初の全体の前での発表でしたが皆堂々と弾けていました。
19日には独奏会が行われました。2年生にとっては2回目、3年生にとっては4回目の独奏会です。僕はもう4回目ですが相変わらずこのイベントは緊張しますね。ムニエルのスペイン風奇想曲を弾いたのですが、弾き終わった後は完全に放心状態でした。弾いたんだと実感できたのは翌日になってからでした。
25日にはオデルと同じ理由でギター1年生の発表する練習曲も「アレグレット」から「アンダンティーノ」に変更されました。そのアンダーティーノ発表ですが、練習期間にも関わらず1年生は本当によく弾けていたと思います。
その日はOBOG会が行われました。久しぶりにお会いする先輩方と楽しい時間を過ごしました。ドリン・ドラの会場が普通の居酒屋の座敷ではなく、パーティー用の部屋だったのには驚きました。今までにない椅子のOBOG会は不思議な感じでした。一次会、二次会とも大変な盛り上がりでした。
7月になり一気に暑くなったような気がします。学校の水飲み場からペットボトルに給水することが増えています。
7月の2日にはパート会を行いました!1stは鳥貴族という焼鳥屋に、2ndはいつも通り焼肉、ドラは…わかりませんが、お店に、チェロは焼き肉、ギターは居酒屋に行きました。
僕は1stパートに所属しているのですが、委員長と次期コンパミストレスの方が飲み放題をいいことにお酒の大量注文をしていい感じにわけが分からなくなりました。星コンを歌う新しいコールが誕生するなどアツい会になっていました。やっぱり1stはアツいパートです!
7月9日は前期納会がありました。最初に一年生は森の踊りを発表しました。震災の影響で練習時間が減ってしまい、前期が始まること頃はどうなることかと思いましたが、よく弾けていました。次にサブコンと2年生で「森の踊り」を発表。去年ここで発表した時よりも何倍もうまくなっていました。1年経っているので当然のことなのですが、去年と比べられるので、改めて成長が感じられました。一年生発表の最後は全体で「森の踊り」を発表しました。上級生は「こうもり」、「劇的序曲」、「星空のコンチェルト」を発表しました。上級生発表の後には、今年の定期演奏会2部メイン曲である「火の山」の音合わせがありました。この曲は火山とそこに暮らす人々を描いた20分にも及ぶ曲で噴火の激しさ、家族を失った悲しみ、灰の中から蘇る自然と曲想が移り変わります。音合わせなのでテンポを落としているのですが、それでも簡単な曲ではありません。これから1年生はこの曲と戦っていきます。譜面を渡され、森の踊りとの難易度の差に驚いていましたが、あきらめず頑張ってほしいですね。最後に4年生による「細川ガラシャ」の発表がありました。この曲は4年生の方々が1年生の時、定期演奏会で弾いた曲です。僕は音合わせの後で、放心状態にあったためか、少し泣きそうになるくらい感動しました。本当に良かったです。
納会が終わるとコンパです。今年もなべぞうでしゃぶしゃぶの食べ放題飲み放題でした!パート会で生まれた星コンのコールが他パートに広がっていったような気がします。やっぱり歌うタイプのコールは楽しいのですね。最近は歌系が減っているのでこれからもっと増えてほしいと個人的に思っています。
今年の6月は何かと発表の多い月でした。これから7月後半になります。1年生はオフ期間でテストに集中できますが、上級生はテストのほかに強化練が待ち構えています。今年は電力不足が危惧されていますが、演奏会に向けて詰めの練習が無事できることを願います。
次回は強化練〜サマコンについてお伝えします。
2011年7月18日海の日 文責K野
関東地方も梅雨入りし、青空の恋しい日々が続いています。こんにちは。K野です。布団を干したいですね。月刊マンクラ4月後半+5月号です。
4月後半は1ヶ月遅れの新入生のオリエンテーション期間がありました。マンクラにとっては新歓期間。48期が誕生します。天候に恵まれたのがよかったのか、配置分担作戦が効いたのか新歓コンサートは立見が出てしまうほどの盛況ぶりでした!そして、たくさんの新入生が入会してくれました!
続いては新歓コンパです。コンパでは新入生・上級生ともに自己紹介しました。僕からも言っておきますが、ギターFLのSさんは恐くないですよ!
5月のイベントといえばハイクがありますが・・・。そのハイクは2週連続の雨で中止になってしまいました・・・。執行部で下見に行った日が一番よかったのが悔やまれます。
5月からの出来事としてはFLが1年生の指導が始まったこと、定演2部メインの選曲が始まったことでしょうか。授業も始まり、何かと忙しい日が続いています。やっといつもの生活に戻ってきたという感じです。こういう日常って幸せなことなんですね。次回「月刊マンクラ6月号」お楽しみに。
2011年6月20日 文責K野
※この月刊マンクラは4月20日前後に書かれたものです。
こんにちは。K野です。地震から1ヶ月経った今でも余震や原発事故で不安な日々が続いています。立教大学では卒業式が中止となり、オリエンテーション期間が延期されてしまいました。音練や空き教室も地震後は使えない状況になり練習できない時期が続きました。これまでの日常生活がいかに幸せで、絶妙なバランスのもとに成り立っているか痛感させられます。
今回の月刊マンクラは春合宿と地震後のマンクラについてお伝えしてます。まずは、地震の起きる前のお話、例年通りのビッグイベント、春合宿です。
今年も岩井海岸に合宿に行きました。池袋から岩井までは朝集合。池袋で積み込みをして山手線と内房線に乗って2時間、合宿の始まりです。今年から宿が変わり海から離れてしまいました。例年海で集合を取っているのですが、今年は朝の集合場所を宿の庭にしたいという意見が出ました。それでも委員長は海での集合にこだわっているようです。
そんな委員長のこだわりはともかく、合宿最初のイベント、マンクラテストです!マンクラテストとはマンドリンやマンクラに関する真面目な問題からネタ問題までが出題されるテストです。立教の期末試験と同じように30分経過で提出が認められ、退出ができます。ネタ問題でもカンニングは当然厳禁。ヤフー知恵袋!?そんなもの以っての外です。
テストが終わってP練、夕食を挟んでアンサンブルに向けた練習がありました。春合宿では23年生を2つのグループに分けアンサンブルを披露するという恐怖のイベントがあります。なにが恐怖かといいますと譜面を配ってから発表まで2日しかないのです。もちろん合宿の練習もあるので基本的に深夜しか練習できません。発表する曲はそれぞれ、ペールギュントより「朝」、「山の魔王の宮殿にて」の2曲と「ペルシャの市場にて」でした。初日の夜は明日の発表に備えて皆夜遅くまで練習していました。
2日目は合宿初の合奏がありました。サブコンダクターTがサブとして初の合奏です。彼はサマコンで「劇的序曲」の指揮をするのです。その夜はそのアンサンブルの発表でした。発表はペールギュント組から行われました。どちらのチームも練習時間不足と睡眠不足にもめげず楽しく弾いていました。アンサンブル後はそれぞれのグループで集まっていました。
ところで、今年のギターパートには不思議な生き物が棲み着いているようです。その生き物は普段人前に出てくることはありませんが、心を許す相手にはその姿を見せてくれるらしいのです。そうでなくても合宿になると現れるとか現れないとか。澤金に来て3日目、マンクラの人たちに心を許したのか住処から出てきてくれました。
なんだかよくわかりませんね・・・。何がギタパをこうさせているのでしょうか・・・。
3日目はFLアンサンブル、楽器交換、そしてエンドレス合奏と、この日は合奏関係のイベントがありました。
FLアンサンブルは全員が見守る中、FLが今年のサマコンメイン曲である「星空のコンチェルト」を弾きました。音色からも緊張がしているのがわかりました。それでもFL達は緊張に負けず弾ききっていました。
楽器交換では他の楽器を触ってみて、やっぱり自分の楽器が一番しっくりくることを感じますね。その後はエンドレス合奏で、「星空のコンチェルト」や「こうもり」を遅くまで練習しました。
気づくと中日になっていました。中日は雨が降ってしまい恒例のバーベキューは中止となってしました。なので皆特に予定のない時間を過ごすことになりました。お菓子の買い出しに行く人もいれば、カラオケやバランスボールで遊ぶ人、眠り続ける人もいました。
4日目以降は連日選曲や話し合いが夜遅くまで続き、日に日に疲れた顔が増えていくと同時に朝の集合の人数が減っていくように感じられました。
最終日には発表がありました。サブコンダクターTの「劇的序曲」、チーフコンダクターSの「喜歌劇『こうもり』序曲」、「星空のコンチェルト」の3曲です。どの曲も合宿前半の合奏のときよりも完成度が上がっていて、春合宿での練習の成果を感じられました。
発表後は食事と入浴を済ませ、お待ちかねのコンパです!中日のバーベキューが中止になったため、その分オードブルを豪華にすることができました。
コンパが始まり、次々とコールがわき起こります。
コンパの途中で初日に行われたマンクラテストの答案返却が行われました。このテストは採点者の感覚と気まぐれで採点され、まともなことを書いても高得点にならないのです。今年は一部の採点者が暴走したらしく、その暴走を止めるのが大変だったそうです。多くの答案には理不尽な採点とその暴走を止めるための調整が生々しく残っていました。中には50万点加点減点されプラスマイナス0になる答案までありました。
コンパは夜遅くまで盛り上がり、激しく飲むパートもあれば、まったりとしたパートありました。なかにはさっきまでパートだった集団も現れたりしました。
長いコンパが明け、最終日を迎えました。春合宿はもう終わりです。初日の緊張感はなくなり、皆すっかり澤金に馴染んでいました。片付けをしてバスに乗り込みます。バスは澤金に別れを告げ池袋を目指します。
1週間の睡眠時間を取り戻そうとバスの中はほとんどの人が寝ていました。うみほたるで昼食をとり、1時過ぎに池袋に到着しました。これで片付けが終われば合宿は本当に終わりです。
片付けが終わり、そして、2時46分。
楽器の片付けを終え、解散しようとウィリホ1階に集まっているときでした。
突然、激しい揺れが襲い掛かりました。太平洋東北沖地震です。岩手沖を震源とした揺れは東日本を襲い、ここ、池袋キャンパスも逃れることはできません。激しい揺れによって皆動けなくなり、ウィリホ1階で揺れが収まるのを待つことしかできませんでした。揺れが収まるのを待つ間、ウィリホ隣の学生相談所がゼリーのように揺れていたのが印象深いです。
揺れが収り、511を確認しに行きました。楽器は無事でしたが、机の上には物が散乱していました。
建物内は危ないので駐車場に移動し情報を待っていました。その後職員の指示に従い8号館に移動しました。建物内に移動したは16時くらいだったと思います。お腹がすいたので数人で近くのサンクスまで買い出しに行くことにしました。行く途中、美容院の窓ガラスが割れて歩道に散乱していたり、水道管に亀裂が入ったのかビルから水が噴き出していていました。
サンクスは人に溢れていました。おにぎりは売り切れ、パンと弁当も残りわずかとなっていました。
学校に戻るとまた移動の指示があり、14号館に移動しました。移動後、18時過ぎから執行部で買い出しに向かいました。パンやおにぎりはほぼ品切れでとなっていました。
14号館のスクリーンにはYouStreamのNHKのニュースが映されていました。地震発生時の激しい揺れ、濁流が車の列を飲み込む瞬間、大爆発を起こしたコンビナートの映像などが繰り返し流されていました。その日は帰ることができず学校に泊まることになりました。
翌日電車が復旧してやっと帰宅できました。
これで終わりではありません。その後もウィリホが閉鎖され、楽器を持ち帰ることができなくなりました。教室も閉鎖され2週間ほど練習ができなくなりました。卒業式も新歓活動も中止になりました。
卒業式が無くなっても、卒コンだけは行いました。マンクラを引退される44期さんとの最後の楽しい時間を過ごしました。
その後ウィリホが開くようになりましたが教室が使えず音練でのP練と音練1での合奏を行いました。新歓期間は延期です。48期は、そして、RMCはどうなるのでしょうか・・・?!
地震ですべての予定が流れてしまい、予定の立てられることの幸せを感じた春でした。ちなみに、僕はHP係の他に渉内マネージャーも兼職しているのですが、地震後の対応は本当に大変でした。当時のメールを数えると一日に100通以上ものメールが受信し、50通以上も送信していたようです。更新が大変遅くなりましたが今回の月刊マンクラはこれで終わりです。
次回は「46期47期共同プロデュース RMC48誕生秘話」です。お楽しみに。2011年5月20日 文責K野
春一番が吹いたかと思えば雪が降ったりもしています。季節の変わり目、気まぐれな気候の前にやられないように気をつけていこうと思います。こんにちは。夜にご覧いただいた方はこんばんは。K野です。2月のイベントといったらスキー合宿です。今年も越後湯沢に遊びにいきました。
初日の朝に幹事の一人がまさかの遅刻というアクシデントに見舞われたものの、無事予定通りに出発できました。2011年3月3日おひなさま 文責K野
こんにちは。そして、はじめまして。46期HP係を務めさせていただくことになりましたTケシK野と申します。
これから一年間、この「月刊マンクラ」を通じてクラブの状況をお伝えしていきますのでよろしくお願いします!
このクラブにとって冬は定期演奏会の季節です。12月4日、第44回定期演奏会が埼玉会館で行われました!今年入会した47期にとっては初のステージ、そして44期の方々にとっては最後のステージであり、クラブ員として過ごす最後の時間でもあります。44期の方々は本番が近づくにつれ、最後の演奏会であることを強く感じていたように思われます。
2週間の強化練に入り、放課後から夜遅くまで練習の日々。1週間前コンパにリハーサルと濃密な一週間でした。
そして、本番。コンサートミストレスの福岳さんの指揮する立教健児でステージ裏で溜まった緊張感をほぐしつつ、立健から気合いを貰って第1部です。第1部ではアマディの曲が中心でした。堂々とした「イタリア」で始まり、メインの「海の組曲」は4楽章での盛り上がりが印象的でした。1年生も加わる第2部はクラブオリジナルと「失われた都」を演奏しました。「失われた都」は90人での華やかさと迫力、そして1年生の成長に弾いていてながら感動していました。第3部は「ミヌエット」と「ドムラ協奏曲」と「1812年」とロシアな第3部でした。ロシア民謡の「1週間」をもとにした曲とは思えない「ドムラ協奏曲」では福岳さんのすばらしい演奏を披露されました。メインの「1812年」では、ステージメンバー一丸となってナポレオン率いるフランス軍と戦いました。気づけばもうエンディング。44期の方々と演奏する最後の曲です。エンディングでは演奏中に感極まって涙を流すメンバーもいたそうです。
こうして無事に演奏会は終演できました。44期の方々にはお世話になりました!ありがとうございました!そしてお疲れ様でした!
演奏会から8日後の12日、後期納会が開催され、FL、Sub、Topの意気込みや44期の方々からの感想が発表されました。
納会後はお待ちかねのコンパ!なべぞうで行われたコンパでは肉と肉と酒と肉と酒と野菜を食らいました。
年明けて間もない1月6日に銀座ライオンで追いコンが行われました。3年生のOBOG係が幹事を務めるのですが、幹事の意向なのかわかりませんが、ライオンらしくないメニューが多かったような気がします。それはともかく、昼間にもかかわらず、大量の酒を飲んで会場は大盛り上がりでした。毎年OBOG係がゲームをするのですが、今年はビンゴ大会でした。賞品の目玉はなんといってもDVDプレイヤー!!例年にない豪華さのために賞品の紹介で見せたときには驚きの声が上がりました。なんでこんな豪華なものがあるかというと、営業に行ったとあるクリスマス会でのビンゴ大会で当てててきたのです。ビンゴ大会は番号を読み上げられるたびに一喜一憂の声があふれていました。自分はさっぱり揃わず残念賞のうまい棒1本とい結果に終わりました(笑)追いコンはその後会場を移して夜まで続きました。OBOG係はお疲れ様でした。44期の方々は楽しい時間をありがとうございました。
1月8日には初パー練が行われ、今年の定演メインである「こうもり」を聴いてからパートごとに遊びにいきました。僕は当日体調を崩し参加できませんでした。僕の所属する1stパートは明治神宮に行ったあとボーリングをしてお好み焼きを食べたそうです。同期からの情報によると、2ndはナンジャタウンで遊んだとのこと。Dolaはよくわかりませんが2年生の家ですき焼きをしたらしいです。celloはチョコレートフォンデュをしたそうです。
更新が大変遅くなり申し訳ありません。次回からはもう少し早く更新するよう務めます。今回はこの辺で。
次回「絶対に笑ってはいけないスキー合宿」をお楽しみに。
2011年2月9日 文責K野