フェンシング部

「自分への挑戦」

  今春、フェンシング部に3つの新戦力が加わった。春季リーグからその力を遺憾なく発揮した蘭(社1)、遠藤(社1)。そしてもう一人、陰で2人を支えた石塚(観1)だ。石塚は本学唯一の女子の騎士である。体育会が新入生歓迎活動の一環として開催したウェルムパーティーに出席し、フェンシングに魅せられ入部を決意した。
  
 中学、高校時代とソフトテニスに明け暮れていた彼女にとって初めて触れるフェンシングは新鮮なものであった。しかも一緒に練習する男子部は春季リーグ戦で男子サーブル、エペの2種目で全勝優勝2部昇格を勝ち取った強豪ばかり。2部昇格の瞬間を目の当たりにした石塚は仲間の快挙を喜ぶとともに「私も頑張ろう」と強い刺激を受けたのだった。
 
 今はリーグ戦中に入部したフェンシング経験者の女子マネジャー小林(観1)についてもらい、日々の練習に精を出している。彼女の当面の目標は試合に出場すること。一歩一歩を大切にするからこそ、大きな目標が達成できる。5人の仲間に囲まれて、彼女の自分自身への挑戦が始まった。
                                                     
(杉野)