～かけがえのないもの～
「女バスって、こんなところなんだ」
ここ何年か、思うような結果を出せずにいる本学女子バスケットボール部。合言葉は「２部昇格」。悲願達成のため練習に励む彼女たちを、応援せずにはいられない。人を引き付ける何かが、彼女たちにはあるのだ。
もっと多くの人に女子バスケットボール部を知ってほしい。そんな願いから、座談会を開催し、以下のアンケートにも答えていただいた。
① コートネーム
② バスケ歴
③ 女バスに入ってよかったこと
④ 自分の性格
⑤ 今年の抱負
⑥ 新入生へ一言
寺田（コ４） 主将
①はる
②９年
③良い仲間に出会えたこと。日々の目標ができたこと
④冷静（？）
⑤部員みんながやりやすいようチームをまとめて、目標を達成すること。
⑥マネジャーも大募集しています！ 熱い人大歓迎！ 学生生活にステキな仲間と思い出を作りませんか？
 土江（観４） 主務 ①さえ ガード ②１２年③楽しい仲間に出会えたこと ④楽天家 ⑤２部昇格 ⑥楽しい学生生活を！ |
猿田（文３）
①まち フォワード
②今年で１１年目
③生活にメリハリがある。みんな楽しい人たちで会えるのが楽しみ。
④ネクラ（なのにみんなといると明るくなる）
⑤２部昇格。１、２年で学んできたことを生かして周りを見れる頼りになる先輩になる。
プレーでもその他でもみんなを引っ張っていけるようなプレイヤーになる。
⑥入ってみちゃえば楽しいです。バスケはきついっていうイメージがあるけど、立教の女バスはそれを吹き飛ばすくらい元気、やる気、根性があって、度胸が付くしかっこいいです。楽な訳じゃないけど、ほんっっとに楽しいです。
 相川（コ２） ①あい ②７年 ③笑いあり、涙あり、笑いあり ④明朗快活 ⑤２部昇格 ⑥絶対楽しい。入るべき！ |
中島（経２）
①ジョー
②９年
③毎日の生活にハリができた
④大ざっぱ。真面目。
⑤走って、飛べるセンター
⑥一緒に大学生活を充実させましょう。
 武井（コ２） ①まる ②７年 ③みんなが面白い！ ④ネクラです ⑤２部昇格。いっぱいシュートを決めること。 ⑥絶対女バスは楽しいです！ 面白い仲間ができるよ? 一人暮らしの人は女バスに入れば家族代わりになります！ |
村瀬（社２）
①じん
②９年
③筋肉と体力がついた
④気が利く！
⑤周りの見えるガード
⑥浪人でも大丈夫！ 一緒にバスケしましょ☆
 栗山（法２） ①らん ②７年 ③バスケ歴が１０年になる ④気まぐれ ⑤体力をつける ⑥おいでおいで? |
～座談会～
Ｑ バスケを始めたきっかけは？
はる 始めたのは中学から。楽しそうだから入りました。
まち 小４からで、ミニバスか少年野球かでみんながミニバスに入ったから。
あい 中学で一番厳しくてつらい部だと聞いて、やってみようと思った。
まる 中学の部活見学で女バスがかっこよかったから。
ジョー ミニバスの大会で決勝まで行ったら透明のボードだったけど、行けなくてすごい
| 悔しくて。中学に入ったら１つだけ透明なボードがあったから（笑） |
た。
Ｑ ムードメーカーは誰？
一同 ジョーでいいですよ（笑）！
Ｑ 休日の過ごし方は？
はる あ…。バイトとか（笑）
Ｑ 女バスのここがイイ！ っていうところは？
はる みんなで過ごす時間が密なとこ
ろかな。練習のつらいときも、
いからよりみんな仲いいよね ？ |
まち どの部よりも絶対に個性が強
い。
あい ひとつの目標に向かって一生懸
命みんなで頑張ってる。けど時
にはみんなで騒いだり一緒に
ご飯食べに行ったりして、メリハリがある。
まる 雰囲気がいい。みんながいると、「あっ、頑張れる！」って思う。
ジョー つらいこととか、大崎さん（コーチ）に怒られたりして（笑）、泣きたくなることもあ
るけど「頑張ろうジョー」ってみんなに言われると頑張れる。楽しいこと、うれしい
| ことはみんなで２倍、３倍に味わって、つらいことは分散する（笑） |
はる ２部昇格です！
Ｑ 皆さんにとって女バスってどういう存在ですか？
らん 無い方がいいけど、無かったら困る。
じん 生活の一部。家族みたい。自分の家族より一緒にいる時間が長いから。役割分
担もできてるし（笑）
一同 うん。家族みたーい♪
Ｑ バスケの魅力って何ですか？
あい 相手を負かしてシュートを決め
| た時の快感がなんとも言えな |
| い。 |
じん ディフェンスも楽しいよね。
まる 誰か休んだら成り立たないもん
ねー。
まち バスケやってるってだけでかっ
こいい
皆さん大盛り上がりで、終始笑いが絶えませんでした（笑）
「どんなに練習がつらくても、みんながいるから頑張れる」。「家族みたい」。私は２年間、そんな彼女たちが日々の辛い練習に耐え、戦いに挑んでいく姿を間近で見てきた。勝って喜ぶ姿、競った試合を落としたときの悔し涙――。レギュラーも控えもマネジャーも関係ない。その一挙手一投足から彼女たちのバスケに対するひたむきさがにじみ出る。
『バスケが好き』。
この気持ちがすべての出発点。バスケをこよなく愛し、仲間を心から思いやる彼女たちから目を離せるはずがない。２部昇格へ向け、今年は飛躍の年になるだろう。
| （２００６年４月５日・大橋） |