第3回 4連覇への挑戦


立大陸上部、男子4×400mリレーチームは関カレ2部において4連覇に挑む。今回はそんな彼らの現状に迫り、大会に掛ける熱い想いを語ってもらった。

――岩国さん(前年主将)の抜けた穴には誰が入りますか?
田村(社4):今のマイルメンバーの力は均衡していて、レベル的にはみんな同じような感じです。なので正直、大会当日までわから
        ないです。
藤原(コ3):誰を入れるか、ではなくて一人ひとりがどれだけタイムを縮められるかだと思います。

――現段階で具体的に走る順番は?
藤原:1走の山田(コ2)と二走の田村さんはほぼ決まりです。アンカーはおそらく自分ですね。アンカーには他のチームも速い人がく
    ると思うけど、2部だから(自分が走っても)そこそこ張れるはずです。

――思い描くレース展開は?
田村:1走が離されると厳しい。先頭集団に入って流れをつくってほしいです。
藤原:ウチの一走は早いから(一同:笑)1から3番では来てくれるはず。あとは田村さんが全部抜いてくれるから(一同:笑)、自分
    はそのままキープしたいです。

――メンバーの選考基準は?
藤原:当日の調子で決まりはしないです。今シーズンなどの結果を見て考えます。おそらく一週間前には決まるんじゃないかと思い
    ます。
山口(法4):ゴールデンウィーク中の記録会でのタイムを参考に決まります。
藤原:マイルリレーの予選は400m走とかぶるのでその関係で変わるかもしれないです。

――目標タイムは?
田村:日本インカレの標準タイム(3,13,,00)の突破です。現実的には言えませんが、やってみなければわからないので。

――今年の関カレでの目標は
田村:もちろん連覇を狙いにいきます。自分たちにはその実力はあると思うので。最低でも表彰台には上がるつもりです。ただ
    日体大(の2部降格)がねぇ…(苦笑)。

――日体大の存在は大きいですか?
田村:大きいですね。最近の記録では日体大に負けていますが、それを乗り越えて勝ちにいきます。

――みなさんの高校時代のマイルリレーの主な実績は?
山田:インターハイ7位(一同:驚き)。四走もやったけど、主に一走でした。
山口:関東4位。四走でした。
藤原:岡山県3位。アンカーでした。
田村:インターハイ8位。1,2年は一走を、3年は二走か四走でした。

――みなさんの仕上がり状態は?
田村:悪くはないので70%くらい。
藤原:85%(一同:おぉー)。
山口:今週末(5月)に大会があるので状態がわかると思う。まだ何とも言えないです。
山田:50%ですね。

――個人の目標は?
田村:400mで決勝に出て、得点したいです。
藤原:日体大が本当に邪魔。400mHで2人50秒台がいるので3位を狙います。
山口:400mに出られるかわからない。ゴールデンウィーク次第です。高校時代のベストタイムを決勝で更新したいです。
山田:400mHで自己ベストが出せれば決勝に残れると思うので頑張ります。ただしマイルの方が大事です。
田口(異2):全力で準備します(一同:爆笑)。

――関カレに向けて意気込みをお願いします。
田村:主将として最後の大会になりますが、今さら何も言うことはなく、みんながしっかりと力を出してほしいです。
藤原:来年は就活もあるので今年が勝負だと思います。なんだかんだ言って岩国さんの穴はでかいので、1人ひとりが0.1秒でも
    いいから縮めて全体のタイムを上げたいです。
山口:陸上生活最後のレースになると思います。気持ち良く走って終わりたいです。
山田:関カレのために苦しい冬の練習に取り組んできました。頑張ってきたことを出し切りたいです。
田口:優勝に向けて部員全員でサポートしていきます。

前主将・岩国の抜けた穴は大きい。しかしその穴を埋めようとする選手たちの努力により、日々前進していることは間違いない。目指すは1部昇格、そして男子4×4400mリレー4連覇。立大陸上競技部に新たな1ページを書き加えるべく、関カレに挑む。

4連覇に挑むマイルチーム(右から田村、藤原、山口、山田、田口)

(5月14日・山田克彦)



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