自転車競技部
―大舞台を走る選手たち―



   開催まで残り1カ月を切ったインカレ。主将・渡辺(社3)はもちろん、各メンバーが最終調整の段階へと入ってきている。ここで、大舞台を走る立大自転車競技部のメンバーを紹介したい。

○笹本駿介(営4)
   プレーヤーとしては唯一の4年生。去年のインカレ後から就職活動などで時間を取られ、最近は長距離のロードレースで完走することはできていない。4年生にとってインカレは「自由に頑張る」という風潮があるようだが、自身にとっては最後の大舞台。納得のいく走りをすることができるかが自身にとってもチームにとっても鍵となる。




○岩井航太(法3)
  ロードレースを得意とし、実力は渡辺や森田(文2)と比肩している。中でもヒルクライムにおいてはレベルが突出しており、6月に行われた全日本実業団自転車競技連盟主催の「富士山ヒルクライム」では見事E1クラスで優勝を果たした。全日本個人ロードでも27位で完走する粘り強さを見せたが「(目標は)入賞だった。完走しても仕方ない」と、結果がついてこなかったことを悔やんだ。インカレでもロードレースをメインに出場する予定である。坂がきついというコースを快走する彼の姿に期待大だ。





○渡辺洋平
  昨年からチームを引っ張り続けてきた主将。中長距離系が得意で、ロードもトラックも走れる実力を持つ。「勝ち」にこだわる姿勢については先のクローズアップにも記したが、インカレへかける思いは誰よりも強いといって良いだろう。8月後半にトラックの全日本選手権に出場する予定で「合宿で調子上げたら絶対勝てる実力はあると思う」と勝ち気十分。そこで結果を残し、インカレへと繋げていきたいところだ。決して妥協することのない男の「集大成」を間もなく目にすることができる。




○佐々木啓介(法2)
  部内初のアスリート選抜で入部した実力派。昨年度はあまり納得のいく走りを展開することはできなかった。だから「満足できる走りをする」ことを一番の目標に努力を重ねている。8月半ばにお台場で開催されるRCS第5戦にも部から唯一参加して調子を整える。インカレではトラックレースに出場予定で、入賞を目指してこの夏は「トラックに力を入れて頑張る」と意気込む。大舞台では満足いく走りを見せてほしい。そうすればおのずと結果もついてきてくれるはずだ。





○森田雅士
   全日本アマチュアロードで9位、全日本学生個人ロードで7位入賞と、結果を出し続けており、注目せずにはいられない選手だ。最近はあまり調子に乗りきれていないが、「なんだかんだ言ってもやっている」(佐々木)。自転車に懸ける思いも決して小さくない。去年のインカレは完走目当てで走っていたが、「今年は賞状狙う」と言い続けてきた。だがそれは過去の話だ。先日、長野・白馬村で行われたRCS第4戦にクラス1で出場した森田は結果を残すことができなかった。その後のインタビューで、彼は悔しさをにじみ出しながらこう宣言した。「次は優勝しかない。優勝狙って頑張りたいです」。



○高木三千成(理1)
   アスリート選抜で入部した期待の新人。既にロードレースでクラス2昇格を果たしており、1年ながらインカレに出場する。部内での練習態度はかなり真面目な方らしく、森田が「真面目すぎて心が痛い」と形容するほど。残念ながらインカレ前に話を聞く機会を持つことはできなかったが、間違いなく将来の立大自転車競技部を担う選手になるはずだ。躍進に大いに期待したい。



     もちろん、出場できない選手も自分なりの目標を持ってメンバーと共にこの夏を過ごし、自身を追い込んでいく。マネージャーも全力でメンバーを支える。今この瞬間も練習に励んでいる彼らなら、鹿児島の地でも頼もしい走りを展開してくれるだろう。


◆文部科学大臣杯第68回全日本大学対抗選手権自転車競技大会◆
8月30日〜9月2日
トラック:鹿児島県根占自転車競技場
ロード:鹿児島県肝属郡錦江公道周回コース

(8月14日・小野錬)





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