出会いから1年

及川・篠田ペアインタビュー



  昨年、インカレベスト8、秋季リーグ戦2部昇格と躍進を遂げたソフトテニス部男子。この結果に大きく貢献したのが、当時1年生だった及川(文2)・篠田(コ2)ペアだ。ペアを組んで1年が経つ彼ら。彗星のごとく現れたルーキーは今やチームを支えるエースとなった。2部での戦いを1週間後にひかえた今、その心境に迫る。


――ペアを組んで一年ですが、お互いの印象を聞かせてください。
及川 自分が崩れたときにいつも助けてくれる。本当に頼りにしています。
篠田 相性がい いと思います。このまま3、 4年になってい い結果を出せるようにしたいですね。

――これだけは負けない!というプレーの持ち味は?
及川 競ったときにファーストサーブをしっかり入れることができるところかなと思います。強いて言えばですけど。
篠田 強いて言えば…駆け引きですかね。相手の後衛との駆け引きとか。

――後輩が入ってきて、先輩となりましたが、何か意識している点はありますか?
及川 一年生がのびのびプレーできるようにしたいです。僕等がどっしり構えてしっかり勝って、一年生が安心して試合できるように。
篠田 去年やっていたように気楽にはできない。自分の中で気持ちのコントロールとか、もっとしっかりやっていかないといけないとは思います。


――シーズン初戦の六大学戦を終えて、手ごたえは掴みましたか?
及川 自分は今までずっとスランプに陥っていたけれど、一試合集中して取り組むことができたおかげで、まだ遠いけれど出口が見えてきた気がします。
篠田 正直言って手ごたえは無しです。反省点ばっかり。メンタルも技術ももう一回鍛えなおします。


――最後にリーグ戦に向けて一言お願いします。
及川 メンタル を強く持って取り組みたいです。個人よりも団体で勝ったほうがうれしいので頑張りたいです。
篠田 駆け引きだけでは勝てないので、ネット際での圧力も磨いていきたいですね。六大戦での反省を忘れずに一から頑張ります。




  先月の六大学戦個人戦で はベスト8決めで 1部校の明大と対戦。持ち味である粘り強いテニスで相手と互角に渡り合い、勝負は ファイナルゲームへ。実に 15回ものデュースの末 、惜しくも敗れた 。向上心の強い二人だからこそ、結果には満足していない。一週間後に迫った2部の地での戦い。 「絶対に(勝利が)堅い及川・篠田」(吉永・済3)とも言われる安定感ある二人のプレーが、立大を更なる高みへ導いてくれることは間違いないだろう。





(5月2日・熊手ちはる)





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