立教スポーツ編集部

関カレ直前インタビュー・４年生

今期、「大躍進」を掲げ、男女ともに活躍を誓う立大水泳部。チームとしての最も大事な関東インカレの前に、出場選手に迫った。　４年生は個人として、大学競泳のラストイヤーを飾るだけでなく、背中でチームを引っ張って行くことも必要となる。今年の立教大学という『チーム』を作り上げて来たのは間違いなく彼らだ。水泳は、個人競技に思われがちだが、関カレは個人がそれぞれの種目で点数を取り合う団体戦。『チームのために』という気持ちをそれぞれが胸に刻まなくては団体の勝利は難しい。その中で、そう言う気持ちを後輩に背中で示して来た彼らに迫った。

【質問項目】
① この夏強化した事
② 自分の"ここ"に注目！
③ 日常生活で気をつけている事
④ この夏の目標

主将・清水大樹(社４)(400m自由形)
①チームとしては、強化と言っていいのかわかりませんが，一人一人が生き生きしていて水泳に対する思いが一番強いです。3年間奨励金を大学からいただいて今までできなかった練習ができるようになりました。また，栄養士講習会というものがあったのですが，それのおかげで知識もつきました。個人としては、泳ぐ量が自信につながるため，ひたすら泳ぐようにしています。
②チームとしては、400mメドレーリレー，フリーリレー，800mフリーリレーに注目！個人としてはラストスパートの50mに注目してほしいです！
③チームとしては「心の栄養」をモットーに水泳だけに取り組むのではなくリフレッシュするように心がけています。水泳だけを考えていると，いろいろと悩みなどが出てきてしまうからです。また部としては「文武両道+α」を掲げています。個人としては、就活が終わったので4月からいっぱい遊んでリフレッシュしました。イメージトレーニングについては、イメージはトレーニングするものではなく，夢に出てくるものです！
④チームとしては、「大躍進」を今年のスローガンに掲げていて，男子は最低5位以内に入りたい。この代はここ4年間の中で一番強いと思っていますが，他大も強いので厳しい戦いになりそうです。昨年の4位より上を目指していきたい。個人としては、大きく言うと点を取りたい。決勝に残って少しでも多く点数を稼いでチームに貢献したい。また，昨年よりもタイムを伸ばしていきたいです。

女子主将・高橋彩可(営4)(50ｍ自由形・200ｍ個人メドレー)
①例年は200m、400ｍの個人メドレーに出場していたのですが、今年から50ｍということで、持久力も大事なのですができるだけショートの方の練習をやってきました。
②メインは200ｍ個人メドレーなので、しっかり前半から今までやってきたことを発揮して、後半のことは考えすぎず頑張りたいです。
③今気を付けているのは体重で、ちょっとしたことでも太りやすかったりするので、食事や私生活の面では気をつけてやっています。
④今年4年生ということで最後の関カレになるのですが、個人の目標としては今まで4年間の中で一番いいタイムで泳ぐということと、チーム全体としては今年女子部員が増えてレベルも上がっているので、しっかり次のインカレに繋がる形で全体が終われるように、チームをまとめていきたいです。

副将・大崎雄悟(営４)(400m自由形,1500m自由形)
①スタミナです！
②1500mFrで同じ組で立教の選手3人同時に泳ぐので自分だけでなく、みんなの成長ぶりを感じて欲しいです。
③自分自身より、練習メニューを考える役職なので、しっかりと体調管理することを考えています。
④2種目ともベストを出します！特に400m自由形は高校以来ベストが出てないので。

女子副将・土橋知佳(済4)(100m,200mバタフライ,400mメドレー,400mメドレーリレー)
①後半15mの伸びだったりが課題だったので、そこを重点的に練習しました。
②ラストの頑張りです！！
③体重管理には凄く気を使っています。特に直前期になってくると、その気持ちは強くなりますね。細かく、細かくなっていきます。
④バタフライは関カレ３連覇がかかっているので、絶対に３連覇したいと思っています。そして、400mのフリーリレーも２連覇がかかっているので絶対に連覇したいと思っています。

根本瞳(理4)(50m,100m自由形)
①50㍍はいくだけで、すぐに勝負が決まってしまうものなので、スタートが重要です。
②今回50㍍の自由形を専門種目として出場するのは自分だけなので、男子からのアドバイスを参考にして、練習しています。
③メンタル面が弱いので、心持ちを強くするように心がけています。
④1、2、3年生で残れなかった50㍍で決勝に残ることです

阿部萌(コ4)(200ｍ個人メドレー・100ｍ自由形)
①就職活動があったり、体調も良くなかったりしたので、空いている時間でどれだけスピードを上げられるか。この一カ月はそこに重点を置いて練習しました。
②前半どれだけ楽に入れるか。前半のバタフライ、背泳ぎで楽そうに入れていたら、その日はいい感じかも！と思っていてください。
③良く寝る！あとは、絶対にお風呂に入った後にストレッチをしています。筋肉自体が、疲れはたまりやすいけれどその分ほぐれやすい筋肉なので。
④タイムの面では、200ｍ個人メドレーで2分25秒を出すこと。あとは、15年間水泳を続けてきた中でお世話になった人みんなに感謝して、最後笑顔で終われる、ということが目標です。

熱い気持ちを胸に、４年間本数を重ねて来た選手たち。ラストイヤーに花を添え、有終の美を飾る姿が千葉国際水泳場で見られるに違いない。

☆試合詳細☆
８月４日～６日
第85回関東学生選手権水泳競技大会＠千葉国際総合水泳場にて

(インタビュー:山崎翔太、川村亮太、島村海斗、高宮明日香、長倉慧、松田莉奈) (文責：川村亮太)