春季リーグ戦2013

―明大戦展望―

熱くなれ‐A‐



    先週、慶大との激戦を制し、見事開幕カードで勝ち点を上げた立大。先週の勢いそのままに今週は明大を迎え撃つ。99年秋以来の優勝を目指す立大にとっては何としても勝っておきたい相手だ。

   今年の明大は昨年からの主力メンバーが多く残り、変わらぬ強さを誇っている。投手陣は山崎(3年=日大三)、関谷(4年=日大三)の左右二枚看板を筆頭に、今岡(3年=横浜隼人)、上原(2年=広陵)、内海(2年=桐蔭学園)など戦力的には十分である。 一方、打撃陣には主将・中嶋(4年=桐蔭学園)、岡(4年=倉敷商)ら4年生の主軸に加え福田(3年=広陵)、糸原(3年=開星)、高山(2年=日大三)、宮内(2年=習志野)など勝負強い打者が揃っている。特に、高山は1年時春にベストナインを受賞し、昨秋の立大戦でも第2戦、第3戦で適時打を放つなど注意が必要だ。

   対する立大は持ち味である粘りの野球で勝利を掴みたい。先週の慶大戦で、第1戦、第3戦に先発した齋藤(営2=成田)はここまで8回1/3を投げ、8奪三振、防御率1.08と安定した投球を見せている。リリーフとして起用の澤田(コ1=大阪桐蔭)もここまで8回、11奪三振、防御率1.13と1年生とは思えない安定感を発揮している。打撃陣は主軸の主将・平原(文4=帝京)、岡部(コ3=帝京)らに加え、今春から4番に座る寺田(社2=神戸国際大付附)に注目だ。特に寺田はここまでの3試合で11打数5安打、打率.455と大暴れ。明大戦でもチャンスでの一本に期待したい。また、慶大との3回戦でリーグ戦に初めてスタメン出場し、2安打1打点の活躍を見せた佐藤拓(コ1=浦和学院)にも注目だ。

   開幕でスタートダッシュを決め、勢いに乗る立大。27季ぶりの優勝への鍵となるのは、全員の力である。悲願の優勝へ、立大にとっては勝負の週である。

  


◆さあ、神宮へ行こう!◆
4/20(土) 対明大 13:30〜
4/21(日) 対明大 11:00〜

次回は「法大戦展望」です。お楽しみに!
(4月19日・木下知哉)





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