春季リーグ戦2014

―早大戦展望―

和〜一球のために〜H〜


   悲願のリーグ制覇へ向けて、立大は今季初戦の法大戦で善戦するも2連敗。勝ち点を落としてしまった。次のカードは早大戦。昨秋に負けた相手だけに何としてでも勝利し、勝ち点を奪取したいところだ。

150km超の速球を投げる有原
   早大は先々週に法大から2連勝し勝ち点を獲得している。今季、横山(現・東北楽天)や東條(現・JR東日本)は抜けたものの、投打ともにコマは揃っており、戦力十分。2年ぶりの優勝を狙っている。

   エース有原(4年=広陵)は持ち前の剛速球で初戦を4安打完封。今季も大車輪の活躍を見せることは間違いない。ここに続く投手として、2戦目で先発した竹内(2年=松阪)や吉永(3年=日大三)が挙げられる。いずれも前回登板時には思うような結果を残せていないものの、彼らが好調であれば盤石の投手陣として脅威を増すだろう。

勝負強い打撃が売りの中村
   攻撃では1番を務める主将・中村(4年=天理)が打撃と足を使った機動力でチームを引っ張る。さらに法大2回戦では中澤(2年=静岡)、武藤(4年=金沢泉丘)、茂木(3年=桐蔭学園)のクリーンアップからそろって本塁打が飛び出している。加えて同試合で3安打の8番・土屋(4年=早実)など、上位から下位まで抜け目のない打線を、立大投手陣が抑えることができるか。

   対する立大は、これから先負けられない試合が続いていく。主将我如古(営4=興南)は前の試合2安打し、調子を上げてきている。また3番・大城(コ3=興南)、4番岡部(コ4=帝京)といった粒ぞろいの打撃陣は、打線がつながれば強敵にも見劣りしない。先発の筆頭となる澤田(コ2=大阪桐蔭)、齋藤(営3=成田)ら投手陣を援護して、勝利をものにしてほしい。

   個々の選手は法大戦での敗因をしっかり理解し、調整して試合に臨む。リーグ戦はまだ始まったばかり。ここからの巻き返しに期待する。

◆さあ、神宮へ行こう!◆
4/26(土) 対早大 13:00〜
4/27(日) 対早大 10:30〜

(4月25日・曽我崇文)





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