春季リーグ戦2014

―東大戦展望―

和〜一球のために〜I〜


   前節の早大戦で連敗を3で止め、今季初勝利をあげた立大。ここまで1勝4敗と優勝争いからは一歩退いてしまったが、諦めるにはまだ早い。次カードの相手は現在リーグ最下位の東大だ。とうとうリーグ戦新記録となる71連敗を記録した相手だけに、必ず勝ち点を奪いたい。

慶應戦で5回2失点と試合を作った辰亥
   桑田真澄氏(元巨人ほか)に師事するエースの右腕・辰亥(3年=高松)、左腕・白砂(3年=修道)が投手陣を引っ張る。しかし、試合後半の安定感に欠けるところもあるため、一気に大量得点を狙いたいところだ。また、打撃面にも課題が多く残る。だが、初馬(4年=桐朋)が早大戦でプロ注目の右腕・有原(4年=広陵)から安打を放つなど油断はできない。今季から外野手にコンバートし、その打撃はより侮れないものとなった。

侮れない打撃センスを持つ初馬
   今季未だ1勝で、2カード連続で勝ち点を取れていない立大。だが、打撃好調の佐藤拓(2年=浦和学院)や、最多安打に期待がかかる大城(3年=興南)などスタメン陣は雪辱に燃えている。また、早大一回戦で適時打を放った豊村(2年=東農大二)、早大二回戦で適時三塁打を放った酒井田(3年=県岐阜商)にも注目だ。澤田圭(2年=大阪桐蔭)をはじめとする投手陣も、大崩れしていないだけに本来の調子を取り戻してほしい。

   リーグ戦も半分に差し掛かる。悲願の優勝は厳しいものとなったが、立大の選手たちは最後まで粘り強く戦うだろう。行け、立教健児!


◆さあ、神宮へ行こう!◆
5/10(土) 対東大 11:00〜
5/11(日) 対東大 13:00〜

(5月4日・島崎まりん)





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