秋季リーグ戦2014

―慶大戦展望―

和〜一球のために〜M〜


   30季ぶりの優勝への足掛かりとして、まずは法大相手に2連勝を収めた立大。次に相対するのは春の優勝校、慶大だ。連覇を狙う強敵に対し、どのように挑むのか。

         慶大は開幕週に東大に連勝。現時点で立大と同じく勝ち点1を獲得している。いずれの試合も大差で勝利しており、その得点力は大きな武器だ。2戦連続本塁打を放った谷田(3年=慶應)は、春季リーグでトップタイの4本塁打を放ちベストナイン入りを果たす。彼が引っ張る強力な打線には、リーグ2位の打率を残した竹内(4年=慶應)、3割打者横尾(3年=日大三)らが名を連ねる。一方の投手陣は、春季最優秀防御率のエース・加藤拓(2年=慶應)は初戦で7奪三振の力投を見せた。彼をどう打ち崩すかが鍵となるだろう。加嶋(3年=慶應志木)・三宮(3年=慶應)らも、秋に照準を合わせてきている。

     好調なスタートを切った立大は、初戦では接戦を制する勝負強さが光った。絶対的エース・澤田圭(コ2=大阪桐蔭)は安定感のあるピッチングを披露し、初戦を3安打完封と好調な滑り出しを見せた。今季も順調に白星を積み重ねることが大いに期待される。注目されていた2番手には1年生投手・藤田(営1=県岐阜商)が登用され、見事法大打線を抑え込んだ。さらに、川端(済4=沼田)や田村(コ2=報徳学園)らもしのぎを削っており、今後も激しい2番手争いが予想される。
力強い投球を見せる加嶋


       打撃陣では、寺田(社3=神戸国際大付)が2試合連続で適時打を放つなど好調。昨年度の二冠王岡部(コ4=帝京)も、2試合目は4打数3安打とエンジンがかかり始めた。中軸に春季ベストナインの佐藤拓(コ2=浦和学院)、大城(コ3=興南)らヒットメーカーがかみ合えば、大量得点は間違いなしだ。

       春には慶大から唯一勝ち点を奪っている立大。苦手意識はないはずだ。立大らしい野球を貫き、必ずや勝ち点を奪ってくれることだろう。


◆さあ、神宮へ行こう!◆
9/27(土) 対慶大 11:00〜
9/28(日) 対慶大13:00〜

(9月24日・島崎まりん)





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