秋季リーグ戦2014

―明大戦展望―

和〜一球のために〜23〜


   4カード終え、勝ち点3で4校が並ぶものの、勝率で上回り単独首位をキープしている立大。前節の早大戦では惜しくも勝ちきることができず、優勝の行方は最終節の明大戦へともつれ込むこととなった。15年ぶりの優勝を狙うには明大との直接対決に勝つしか道はない。

長身を生かして繰り出す球が武器の上原
    明大の投手陣の軸を担っているのは、上原(3年=広陵)や柳(2年=横浜)だ。上原は直球と変化球のキレを武器に相手打線を封じ込める。一方の柳はここまで3勝をあげるなど、先発として試合をつくり、チームを勝利に導いてきた。
また、攻撃陣では高山(3年=日大三)がここまで15安打を放ち、打率3.85とリーグ2位の成績を残している。秋季リーグ戦で20安打すれば通算101安打となる高山。3年終了時での100安打超えは史上初となる。大記録まで残り5安打となり、勢いに乗る高山が立大の前に立ちはだかることは間違いない。
大記録まであと一歩に迫る高山

     
立大は1年の頃から先発の柱としてマウンドに上がる澤田(コ2=大阪桐蔭)がここまで6試合に登板。完投などで4勝をあげ、エースとしてチームを引っ張ってきた。防御率も1.10で現在リーグ1位と実力を十分に発揮している。また、打撃陣ではラストシーズンを戦っている4番岡部(コ4=帝京)、5番我如古(営4=興南)らが輝きを放っている。さらに1番を務める大城(コ3=興南)も調子を上げてきている。バットだけでなく、盗塁を決めるなど足でも試合を動かしてきた。投打が噛み合った立大に、もはや怖いものはない。

       優勝へのカギとなるのは全員野球。選手だけでなく監督やコーチ、マネージャー、そして応援してくれている観客みんなで戦ってきた。15年ぶりの優勝まであと一歩となった立大、ここで負けるわけにはいかない。全員野球で優勝を手にし、笑顔で終える姿を見たい。神宮のグランドで胴上げを目にする時はすぐそこまで近づいている。


◆さあ、神宮へ行こう!◆
10/25(土) 対明大 11:00〜
10/26(日) 対明大 13:30〜
(10月23日・久保友香)





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