ゴルフ部

春季対抗戦直前ロングインタビュー



Vol.2、杉中勇太・中村嘉宏

〜レギュラーメンバーへの逆襲〜


  昨年はメンバー漏れや、メンバー入りしても試合機会に恵まれず、悔しさを味わうことが多かった杉中(コ3)と中村(法3)の2人。レギュラーに返り咲くため、彼らは何を心がけているのか。また、彼らから見た昨年の、そして現在のゴルフ部とは。今年で主将2年目を迎えた三崎についても語った。



杉中勇太(コ3)


――昨年はどんな1年でしたか
去年は部員の人に聞いても、試合出てた人は「出来過ぎてる」っていうのがあって、なので去年の3位っていうのは今年はむしろ降格の危機を感じてるイメージで臨むので。去年がどうこうよりは今年で勝負というイメージでいます。

――秋から今までに取り組んできたことはありますか
自分は一応トレーニングコーチだったんですけど、基本的に体幹トレーニングとかで基礎を中心にやっていて、でも技術はそれぞれが研究してる分野でいろいろあるんで、そこは任してるんで。基礎体力向上は意識してトレーニングマネージメントして。体の使い方と、アップとか、動き方とか、試合前でどういう動き方したらパフォーマンスが向上できるかっていうのをスポーツウェルネスだったのでそういう知識取り入れてやってます。

――杉中さんご自身が取り組んできたことは何かありますか
自分も今レギュラー入りするかしないかの瀬戸際なので。個人的で技術的なことなら、ティーショットがあんまり得意じゃないので、そういう苦手分野を徹底的に克服しようとしています。

――やりやすさというところで、三崎さんは主将2年目ですが
2年目っていうことで、チームの全体像もだいぶつかめてきてて、チームの流れも1年間でだいぶ把握できてるんで、もうずっと1年目から「昇格昇格」って言って来てたんで、そこを目指してやれてるなと思います。

――三崎さんが主将になってゴルフ部は変わりましたか
とてつもなく変わりました。三崎さんが主将になって、体育会なので礼儀とか厳しい部分もあるんですけど、今まではそれが行き過ぎていたところも先輩として分かっていて。自分もやられてたから、その分後輩たちには「どうやったら技術が向上するか」を考えてくれた1年間だったんで、自分自身も含めすごいレベルアップしましたし、同期を見ててもすごい競争率もアップしてきましたし、スコア的にもすごい変わりました。

――風通しがよくなってきましたか 練習の効率も上がりましたし。話し合えるようになりましたね。同期内で、「お前スイングこうなってるよ」っていう。当時は立っているだけで、あまり下級生とも喋る余裕は無かったんですけど、どんどん「お前そこ悪いぞ」と指摘しあえる関係にもなってきましたし。そういう部分はすごいプラスになりました。

――Bブロック昇格へ向けて手応えなどは
厳しい戦いになるっていうことはみんなが分かっていることなんで、そういう状況でいかに勝てるかっていうのを本番で期待しているところです。

―今年の目標は
2日間通してスコアでチームに貢献することです!

――ありがとうございました!






中村嘉宏(法3)


――昨年はどんな1年でしたか
三崎さんが去年に引き続き部長をしているのですが、その成果かCブロック3位という結果につながりました。

――具体的にどれくらい変わったんですか
今までは練習よりも規則などを重視していたのが、今は練習がメインになってゴルフにより集中できる環境になってきました。

――1年生が多数加わり、部の雰囲気などはいかがですか
その勢いで1年生も含め部員みんなゴルフに集中できています。自分が1年生のときとくらべると今の1年生は環境が良いのでうらやましいです(笑)

――秋の大会から今まではどんなことに取り組まれてきましたか
僕は前回1打差でスタメン落ちして悔しい思いをして、今回も目指してやってたんですけど落ちちゃって。アプローチ、パターなど一生懸命やっていたつもりだったのですが、ダメでした。

――スタメン落ちしてから秋の大会まで5か月ほどあると思うのですが、なにか改善しているところはありますか
今スイングを少し改良しています。いつもティーショットでリズムを壊してしまうので、なんとかそこを改善してもう一度秋にレギュラー入って、そこで三崎さんがいるうちにBブロック昇格に貢献したいです。

――三崎さんに対する思いなどはありますか 1年生のときから迷惑をかけっぱなしで、でも一番お世話になっている先輩が三崎先輩だと思うんで。一番試合にも出られてて、チームの中でも一番Bブロックに昇格したいという気持ちを持っている方だと思うので、どんな形でもいいので実現して三崎さんにいい思いをしてもらいたいです。

――今年の目標を教えてください
もちろんレギュラーに入ってチームに少しでも貢献したいですが、それができなくても裏方でも、何でもいいのでチームに少しでも貢献したいです。自分は連盟の仕事もしていて、選手と一番近い立場にいるので、裏方であったとしても選手のサポートができるのではないかと思っています。

――ありがとうございました!




   再びレギュラーとして活躍するために、それぞれのやり方で練習に励む二人。その努力は必ず報われるだろう。お互いが切磋琢磨(せっさたくま)しあえる今のゴルフ部。間違いなく、いい風が吹いている。

(5月16日・編集:赤津亮太、インタビュアー:岡田祐樹、赤津亮太、大岩洸太、齋藤麗央)





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