秋季リーグ戦2016

―法大戦展望―


   今春のリーグ戦、明治との死闘にあと一歩のところで及ばず優勝を逃した立大野球部。ナインたちはこの悔しさを糧にキャンプ、オープン戦と実りのある夏を過ごし、秋の開幕を待った。最初に立ち塞がる相手は昨季4位に終わった法大。「34季ぶり優勝」という悲願を達成するためには、開幕カードでなんとしても勝ち点を獲得し勢いに乗りたいところだ。
法大投手陣の柱となった菅野

     法大の投手陣の軸となるのは春に3勝を収め、早大との第1回戦、第3戦に先発した2年生右腕・菅野(2年=小高工)。長身から振り下ろされる150キロ近い直球とフォークを武器にした投球には警戒が必要だ。また今春期待されるも好成績を残せなかったエース熊谷(3年=平塚学園)が緩急を自在に操る本来の投球を取り戻すとなるとこちらも立大打線にとっては脅威となる。この両右腕をいかに攻略するかが勝ち点獲得のカギとなりそうだ。

     一方野手陣は昨季個人打撃ランキングで上位3位を独占。3割以上が6人と驚くべき数字を残しチームをけん引した。要注意なのは昨季打率4割を叩き出し、侍ジャパンにも選出されたリーグ屈指のリードオフマン大西(2年=阪南大)。さらには主砲柴田、早大戦で2本塁打を放った成長株中山(2年=履正社)や抜群の打撃センスが光る金子(4年=日大三)と好打者がずらりと並ぶ。大西を塁に出してしまうと一気に失点の可能性が増してしまう。大西の出塁を防ぎ、打線を勢いに乗せないことが立大投手陣の使命となるだろう。
リーグ随一の俊足を誇る大西


     立大投手陣のキーマンは今までチームの柱として結果を残してきたエースで主将澤田圭(コ4=大阪桐蔭)と昨季、明大戦で3連投など大車輪の活躍をとげ侍ジャパンに選出された副将田村(コ4=報徳学園)だ。黒萩(営4=遊学館)や藤田(営3=県岐阜商)も控えるが、この二人のキーマンの仕上がり具合が勝敗を大きく左右することになるだろう。誰を先発させ、どのタイミングで継投に入るのか。今季の溝口監督の投手陣の起用法にも注目したい。

   打線ではドラフト候補でチームが誇る安打製造機佐藤拓(コ4=浦和学院)、昨季チーム内3冠王を獲得しベストナインに選ばれた佐藤竜彦(観4=國學院久我山)や本塁打数現役最多8本を放っている田中和基(法4=西南学院)を中心に法大投手陣を打ち崩したいところだ。
   今季の出来具合を占う法大戦。新たな歴史のページを作るべく、立大野球部の挑戦が幕を開けようとしている。  


◆さあ、神宮へ行こう!◆
9/17(土) 対法大 11:00〜
9/18(日) 対法大 13:30〜(開始予定)

(9月15日・桧山潤一朗)





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