#13・渡部裕地(営4)

「バスケ部がいろんなことを学ばせてくれた」   

―引退を迎えるが心境は
  僕も調子が悪いわけではなかったのでそこは良かったとして、でもすごく悔しい思いをして終わってしまって、先輩がいるチームがあるので、決勝まで行ってそこと試合したかったなって思いはありますね。

―4年間の中で辛かった時期などは
  辛かった時期ですか。立教大学のバスケ部は楽しいですよ。辛い練習とかありますけど、全然そんな感じ出さずに、みんなで楽しくやってる感じです。

―4年間の中で1番印象に残っている試合
  いや、今はもう今日の相手(葛飾バックボーン)ですね。正直本当に悔しいです、本当に勝つつもりでいたので。思うようにいかなくて今はそれしか頭にないです

―立大バスケ部の存在
  いろんなことを学ばせてくれたなっていう、社会人として。僕正直、今までずっと大体強いチームでやっていたので、大学に入った時もそんな負けないでしょうみたいな感じだったんですけど。圧倒的な相手にどうやって立ち向かうかとか、弱いけどどういう風にやれば通じるのかっていう、色んな見方を学ばさせてもらったりして。社会人としていい素材というか、そういうのを学ばさせてもらったなっていう。

―いつからバスケを始めたか
  僕は小3からなんで8歳ですね。(そこからずっとやっている?)そうですね、ずっとやってました。

―これからはバスケは
  いや、分かんないです。僕正直、高校から大学来るのは社会人の勉強というか、仕事を見つけるためにあえて立教に来たっていう感じなので、バスケはやれたらやりますけど、仕事とかそういうのを大切にしていきたいですね。

―後輩の中で注目している選手は
  僕は後輩全員に注目していますね。エースみたいな人はいないですけど、これからチームがどうやって変わっていくのかとか、チームで攻めないとダメだと思うので、スタッフと選手がどういう風にしていって、後はちゃんとキャプテンがまとめていけるのかとかを見ていきたいなって感じなので、全員ですね。全員ちゃんと見ていきたいですね、僕は期待してます。

―後輩にどんなバスケ部を築いてほしいか
  やっぱりチームプレイができるチームは強いと思うし、今年のはチームプレイも何もなく、個人の力だけでやっていたから、今こういう結果に繋がってると思うし。やっぱり強いチームはパスとか繋いだりして、チームで攻めることが出来てほしいなって思います。

―同期の存在
  変わった奴らが多かったっていう印象しかないです。個性が強いというかなんか、変な人たちだったなってことが印象に強いです。

―同期に一言
  これからお互い社会人として頑張っていきましょう、って感じですね。

―後輩に一言
  いろんな困難があると思うけど、しっかり頑張って、ぜひ1部昇格を目指して頑張ってください。



#11・合屋亮佑(済4)

「本当にバスケ部に入って良かった」   

―これで大学でのバスケは引退ですが、振り返ってみて
  人に恵まれたなと思う4年間でした。バスケだけでなく、バスケ以外のところで大きなものを得られたと感じているので、本当にこのバスケ部に入って良かったと思います。

―得られたものというのは具体的に
  やっぱり、組織の中における自分の立ち位置だったり、人間関係の構築の難しさとか。厳しいこともありましたけど、社会に出ていく上で良いことが身についたかなと思っています

―4年間で一番印象深いことは
  そうですね、今日の試合ですかね。

―いつからバスケを
  小学校5年生からです。

  (部員から写真を撮られる)

  邪魔しないでもらっていい?(笑)

―部内ではどういうキャラ
  いじられキャラです、こんな感じです。本当に(笑) 嫌ですけど。耐えてきました(笑)

―4年間一緒だった同期に対して
  まぁ騒ぐキャラなので、自分が。温かく見守ってくれたというか、僕のテンションに合わせてくれたりしたので、ありがたかったかなと思います(笑)

―盛り上がる時の中心なんですね
  そうですね、プレー面では優秀な人がいっぱいいるので、僕は違う面で雰囲気を盛り上げていければ良いなと思っていたので。それで同期もちゃんと盛り上がってくれたので、良かったです。

―後輩になにか一言
  正直、今年はシーズン始まった時に立てた目標に比べたら結果は残せなかったので、後輩たちはもっとチーム一丸となって自分たちが決めた目標に向かって達成できるように頑張ってほしいなと思います。

―期待する選手は
  平川優一郎ですね、期待しててください(笑)

―どういうプレーが期待できますか
  背は小さいですけど、すばしっこいので。相手を置き去りにするプレーが期待できると思います。



#15・東暉(済4)

「バスケは生活の楽しみの一つ」   

―4年間を振り返って
  後悔が多いなと思います

―どういう点で後悔?
  3年生のとき怪我しちゃって結局就活も重なって試合出れなくなってBチームにいったんですけど、怪我がなかったらもっと頑張れたかなと。言い訳したくないですけどもっと都民大会でもできたんじゃないかなと思います。それはちょっと悔しかったです。

―1番印象に残っている試合は?
  1年生のときの新人戦ですね。理由は部活入ったばかりの時に一つ上の先輩たちが関東ベスト8まで連れて行ってくれて強豪とやる機会ができて、関東のレベルの高さを知れたのが一番思い出です。

―そこで成長できた?
  そうですね。そこで大学と高校の違いを知れましたし、これからもっと楽しみだなと思っていました。

―同期に一言
  ありがとうと伝えたい。

―後輩に一言
  監督の目に留まらないところでも努力を続けていくことを忘れないでほしいと思います。

―注目選手や期待している選手は?
  片山くんです。個人的に言いたいことがたくさんあるんですが、期待してますね。

―どういうプレーを見せてくれると思うか?
  ゴール下でゴリゴリやってほしいですね。

―1年生から4年生にかけて変わったところ、成長できたところはあるか?
  チームでやるっていうところを高校より意識してやったと思います。チームスポーツで上級生ばかりでチームをまとめる難しさを感じましたね。

―バスケ人生を振り返って、バスケを始めたのは?
  小5くらいです。

―ずっとバスケをやられていた?
  小中高とやっていました。高校のころは週6でやってて結構強かったです。

―学生としてのバスケ人生が終わるが、一つの節目として一言
  就活中に自己分析してて、バスケしてて何を学んだかなって考えた時に、目標に向かって諦めないで努力を続けることの難しさと達成感を感じられたっていうのがあって、それは高校大学とバスケを通じて学べたのでそれは大きかったかなと思います。

―これから社会人になってバスケは続けるか?
  配属によりますけど関東だったらやるつもりです。太らないようにやっていきたいです。

―バスケを一言で表すと?
  ずっと生活の楽しみの一つではありましたね。なんだかんだチームの人といるのが楽しかったし、そういう楽しさは部活入った人しか味わえないのかなと思いますね。



マネージャー・中澤優姫(文4)

「みんなと過ごせて良かった」   

―引退して、今の心境を聞かせてください
  そうですね、最後の試合勝ちたかったなと思ってたんですけど。でも最後、高地はいなかったんですけど4年生全員出られて、負けてしまったけど、みんなで笑顔で終われて良かったと思います。

―3年生から主務としてバスケ部を引っ張ってきてどうでしたか
  主務としては、プレー面で選手に言えない分規律面だったりOBとかと関わることが多い部活なので、OBの方々に立教弛んでるなと思われないように厳しくしたり怒ることもたくさんあったんですけど。それでも、選手と楽しく過ごしたいので、締めるところは締めて楽しむところは楽しむってことをいつも頭に入れて、いっぱい怒っちゃったんですけど、そういうことを意識してやってきました。引っ張れていたかは分からないですけど、引っ張ってきました。

―怒らなくてはいけない気持ちと怒りたくない気持ちの葛藤とか辛さがあった
  辛いことは結構あって、本当なら怒ったりしないでみんなでワイワイやりたかったんですけど主務である私がそうなってはいけないので、そこは辛くてもチームの為にと思っていつも頑張ってきました。

―4年生として、最後の年は
  最後の1年は、後輩のみんなにも申し訳ない気持ちがいっぱいで引っ張るべき4年生が結構弛んじゃったりしたことが多かったので、一生懸命やっていた下級生に嫌な思いをさせてしまったこともあったと思うんですけど。私は、そこで弛んじゃダメだと思ってお酒飲んでダメダメな選手とかにもしっかり怒ったりして。なので、まぁ同期と最後1年楽しくやれたかと言うと、ケンカとかも多かったんですけどそれでも下級生になにか残せたらと思って自分なりに頑張ってきました。

―大学生活を捧げてきたバスケ部はどういう存在
  やっぱり家族よりも過ごす時間が長くて、本当に家族のような存在です。お兄ちゃんみたいな人もいれば弟みたいな子もいて、妹とか姉みたいな人とか。本当に温かい人、面白い人楽しい人が多くて、そんなみんなと過ごせて良かったなと思ってます。

―後輩に対して
  選手には、今シーズン本当に負けがかさんで本当に勝てる試合が少なかったんですけど、勝ちに貪欲で自分にできることをやって少しでもプレータイム伸ばしたり自分がやると決めたことをしっかりやって、残りのバスケ生活を楽しんでほしいです。マネージャーは、たくさん増えたんですけどその分仕事も増えて大変なことも本当にたくさんあると思うんですけど、いつもみんなでちゃんと情報共有して、みんな頑張り屋で努力家な子ばっかりなので辛いこと多いと思うんですけど途中で諦めないで最後まで頑張ってほしいです、ずっと応援してます。

―最後、主将を務めた武田さんはどういう人でしたか
  誰よりも努力する人でした。

―同期全体は
  本当にハチャメチャな代でした。(笑) それでも一人一人考え方しっかり持ってて、まとまりはなかったかもしれないですけど、それぞれがチームを思って自分にできることを考えて行動できていたので、ハチャメチャで負けも多かったですけどこの同期で良かったなと思います。


  
語られた言葉は全て、部への思いで溢れていた。
  
そんな9人の思いは後輩たちへと託される。
  
思いの継承が、これからの立大バスケ部をさらに強くするだろう。




(1月31日・編集=上田颯人)
(インタビュー=上田颯人・三平敬太・酒井大河・中條万緒・三井田惇・毛利汐里)


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