昨年の4年生がごそっと抜けたものの、2年生の存在が男女ともに大きくなりつつある。一方の上級生も、主将・片山(理4)をはじめ、目が離せない。女王・藤谷(コ3)は、先月の矢野杯争奪東日本学生個人選手権大会で優勝し、快進撃を見せ続けている。そんな勢いに乗っている立大拳法部であるが、インタビューをしてみると、やはり随所で攻めの姿勢を感じることができる。片山・藤谷は「自分からアクティブに攻めたい」と課題点を挙げれば、田畑総監督は「前へ前へ出ようという気持ち」が大事と口にする。「気持ちの意識は?」と問えば、木金(観2)は「気持ちだけは負けないようにしています」と返す。やはり、格闘技という性質上、「前へ」という観念は非常に重要であり、同時に大きく勝敗を決定づけるようだ。そんな彼らが繰り広げる日本拳法を見てみたくはありませんか? 最後に、湯川監督・田畑総監督に「気迫とは?」と質問してみた。 「積み重ねた練習と(練習から生まれる)自信、(自信から来る)負けない、勝とうという気持ち。そういう積み重ねがあって初めて気迫は出る」 (7月4日・金田優哉)
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