準硬式野球部

〜結束強めた秋季リーグ〜


  準硬式野球は、硬球と軟球の中間のような軟式H号ボールと金属バッドを使用して行う野球だ。硬式野球と比べると知名度は低いが、春と秋にはそれぞれ六大学のリーグ戦が開催されており、年に一度の全日本大会への切符をかけて互いに鎬を削っている。
得点を挙げ喜ぶ選手たち
  「つなぐ打線」でコツコツと得点を重ね、それを投手陣が守り抜く。そんな投打のバランスの良さに加え、活気あふれるプレーが持ち味の立大準硬式野球部。優勝を目標に掲げ臨んだ今秋のリーグ戦では、主将・杉山匠(法4)の「チーム一丸となって勝ちに行く」という言葉通り、総力戦で臨んだ大会となった。しかし、なかなか勝ち点を挙げることができず、結果は無念の5位。苦しい試合の連続だったが、どんな逆境の中でもグラウンドにはベンチからの声援が響きわたり、選手たちのプレーにも最後まで試合をあきらめない強い意志が表れていた。「ベンチからも元気よく声を出して、試合を盛り上げていきたい」「どんな形でもチームの勝利に貢献したい。」そう語る選手たちの言葉からは、チーム全員が結束して、勝っていくことに対する熱い想いが感じられた。
  秋季リーグも終わり、4年生の引退で新チームとしてこれから立大は再スタートを切る。今大会は悔しさに涙をのむ結果となったが、この団結力と勝利への執念で先輩たちの達成できなかった優勝を是非ともその手で掴み取ってほしい。
(10月24日・菅沼遥)









Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.