馬術部

〜輝きを放つホープ、胴上げへ向け始動!〜



障害を飛び越える高橋選手と聖原
  今年開かれるロンドンオリンピックにおいて、日本で最年長の選手が出場する競技をご存知だろうか。それは馬術である。また、男女の区分けが無いことも、動物を使用することも、オリンピックで行われる競技の中で唯一である。

  馬術競技は学生でも盛んに行われており、日大、明大、早大などが強豪に名を連ねている。その中、2012年度開幕戦である関東学生馬術新人競技大会において、高橋(社1)と聖原号が5位に輝いた。

  学生の馬術競技は主に馬場馬術競技、障害飛越競技、総合馬術競技に大別されるが、今大会は障害飛越競技の大会。馬に乗り、10余りの障害を飛び越える際のタイムと障害を落とした本数で勝敗が決まる。障害を落とさない方が成績は良い。

新主将の川添選手
  本学の高橋と聖原は、華麗な跳躍と見事なコンビネーションで障害を落とすこと無く走り終える。だが、障害を落とさず走り終えた選手が多数いたため、タイムのみを競うジャンプオフ(順位決定戦)が行われた。その結果5位となる。彼女は昨年度から活躍している選手で、「(1年生であったため)去年は安全策だった」と発言しながら、年間成績において関東学生個人10位となった。今回の結果については「満足いくものではないが良い滑り出し」と振り返る。

  今シーズンは始まったばかり。本学馬術部は高橋以外にも注目選手を多く抱えている。「今年は(大きい大会で)監督を胴上げする」。その目標に向け幕は今、切って落とされた!

(3月17日・川村亮太)







Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.