ハンドボール部

〜1部の壁を打ち破れ!〜


  昨年の春季リーグ戦で華々しい勝利を飾り、39年ぶりに1部昇格を果たした立大ハンドボール部。しかし迎えた秋季リーグ戦。1部と2部との実力差は歴然としたものだった。2部では全勝で昇格したが、1部でなんと0勝9敗。リーグ最下位で下位入れ替え戦に臨むこととなった。

  当時主将の石井龍と栗山(済3)を怪我で欠くなか、迎えた古豪・法大との一戦。「絶対残留しよう」と部員の思いは一つだった。その思いも相まって、延長戦までもつれこんだ激闘の末、32−31で勝利。見事1部残留を決めた。「実力的には相手のほうが上だったし、リーグ戦全敗だったので、空中分解するくらい雰囲気も悪かった。でも4年生が徹底的に相手を研究してくれ、最後の最後でまとまることができた。終わり良ければすべて良しって感じです」と新主将・高木(コ4)はどこか懐かしむ表情でそう振り返っていた。
新主将の高木

  1部に残留できたが、満足はしていない。各部員が痛感したフィジカル面の課題をオフ期間に克服する必要がある。「休んでばかりでは戦えない」(玉城=コ4)と1部との体格差を埋めるべく精力的に筋力トレーニングに励んでいる。また「とにかく食べて体重を増やして、体力を落としてでも体格を大きくしたい」(工藤=コ4)と口にするように、スポーツ選手の原点である"食"からのアプローチをかける選手もいる。それぞれやり方は違えど、春季リーグ戦への意気込みが重く伝わってくる。

  昨秋痛感した1部の壁を打ち破り、まずはインカレ出場が確定する8位以内に何としても食い込んでほしい。これからの活躍を大いに期待したい。

◆平成24年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦◆

4/14 (土) 対日体大 16:10〜 @日大八幡山
4/15 (日) 対早大 10:50〜 @日大八幡山
4/21 (土) 対明大 13:20〜 @日体大健志台
4/29 (日) 対東海大 12:40〜 @明治大和泉
4/30 (月) 対日本大 15:00〜 @国士舘多摩
5/4 (金) 対筑波大 15:00〜 @国士舘多摩
5/5 (土) 対国士大 10:00〜 @墨田区体育館
5/12 (土) 対中大 12:00〜 @国士舘多摩
5/19 (土) 対順大 10:00〜 @美郷体育館

(※日時・時間は予定)

(4月5日・島村海斗)







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