少林寺拳法部

〜「新風」〜


  9月30日。少林寺拳法関東学生新人大会が約40年ぶりに開催されることとなった。
今大会のテーマは「新風」。そのテーマの如く、今後立大内だけでなく、関東、全国に新たな風を巻き起こすべく、日々立大で修練に励む10名の新人拳士たち。
そんな彼らが初めて出場したこの大会で感じたこととは? インタビューに協力してくれた6人の1年生に聞いてみた。

◆男子白帯・緑帯の部      予選12位    本選出場ならず 廣本(文1)
初めての試合はとても緊張しました。でもその中でやっぱり活躍したいなって気持ちも大きかったです。今後の目標は大会で入賞することです。

阿部(社1)
大学に入って何か新しいことを始めたいと思い、少林寺拳法部に入りました。初めての試合は緊張しましたし、自分は実力が足りないというのを痛感しました。今後の目標は大会で入賞することと、他の同期に負けないぐらい頑張って追いつき追い越せという感じです。


◆単独白帯・緑帯      予選5位    本選11位
井筒(法1)
本選に残ることはできたけれど、まだまだ他の学校と比べたら弱いなと思いました。自分の実力は出し切れたと思っています。今後の目標は、今の形のまま、もっと大きく、迫力のある演武ができるようになるといいなと思っています。目指すは最優秀賞です。

競技中の越山
◆男女茶帯      予選8位    本選出場ならず
越山(文1)
2年生の先輩と組ませてもらったのですが、自分の全力を出し切ることができず、本戦に進むことができなかったので悔いが残る結果となってしまいました。11月の全日本学生でも先輩と組ませていただいて男女演武に出場するので、先輩と息を合わせて、男子に負けないぐらいのパワーで入賞を目指したいと思います


◆男子有段      予選5位    本選11位
気合の入った片桐
片桐(法1)
初めての大会は周りの音が聞こえなくなるぐらい、かなり緊張しました。 でも、その緊張のおかげで演武に集中することができたのはよかったです。今後の目標は最優秀賞をとることです!

中島(文1)
予選は通ったものの、結果は満足のいくものではなかったので、次の全日本学生大会に向けて反省を生かして練習したいです。流れの部分で良い意味で次は流れるような演舞をしたいなと思います。
今回は同期の片桐と組みましたが、この先も4年間長い付き合いになると思うので、お互い切磋琢磨していけたらいいなと思います。今後は部としても個人としてもいろいろな大会でたくさん結果を残せたらいいなと思います。


  まだ少林寺拳法と出会い、歩き始めたばかりの拳士。中学、高校から修練を重ね、更なる高みへ挑む拳士。今、彼らが起こし始めた新風はまだまだ弱いものかもしれない。しかし様々なものを吸収し、巻き込み、風が大きくなっていくのはまだまだこれから。彼らの飛躍に期待したい。

(10月9日・栗栖慧子)