自転車競技部

〜黄金期突入〜


   立大自転車競技部が今、波に乗っている。1年を通し全国各地で行われるロードレースカップシリーズ。全国の大学が参加するこの大会で、選手たちがそれぞれ結果を残した。佐々木(法2)、小菅(法2)、渋谷(済1)のクラス2昇格。高木(理1)のクラス2優勝とクラス1昇格。そして渡辺(社3)のクラス1優勝。選手たちの日々の努力により、大いに飛躍を遂げている。

   エースとして、そして今シーズンは主将としてもチームを引っ張った渡辺はインカレ後、チームの成長についてこのように語った。「みんなでちゃんと意識の共有ができるようになった。まとまりが出てきて、チーム全体が強くなってきている感じがする」そんな渡辺にも引退の時が近づいている。立大にとっては大きな痛手となってしまうが、一方では新世代の台頭が目覚ましい。新主将を務める森田(文2)は全日本学生個人ロードで7位入賞と結果を残し、高木も1年生ながらクラス1に昇格するなど、2人はダブルエースとして期待されている。躍進し続ける自転車競技部の"立大黄金期"といっても過言ではないだろう。

   そんな彼らを間近で見られるチャンスがやってくる。2月17日、ロードレースカップの最終戦が明治神宮外苑を舞台に行われる。東京近郊で見られる大会はほとんどないので、毎年大いに盛り上がる同大会。「大学対抗でもあるので優勝を狙いたい。来シーズンの為にも結果を残したい」と高木は語った。選手たちに熱い戦いを見に、足を運んでみてはいかがだろうか?

(2月8日 岡田祐樹)





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