ホッケー部男子

2季連続2部残留!!


    昨春に悲願の2部昇格を果たし、秋には2部残留と勢いに乗っている立大ホッケー部。悪天候の中行われた成城大との2部7・8位決定戦をチームワークで制し、2季連続となる2部残留を決めた。

   前半は、成城大のカウンター攻撃に苦しみ立大はなかなかゴールに繋げることができない。相手に連続でショートコーナー(以下SC)をとられてしまう場面もあったが、GK・安島(コ4)とディフェンス陣でこれを阻止。前半を0−0で折り返す。
   試合が動いたのは後半7分、小原(観2)がサークル内でパスを受けると、落ち着いてシュートを決め先制点を挙げた。徐々に自分たちのペースをつかんできた立大はその後も積極的にゴールを狙う。そして17分、荻野(済2)のパスから、抜け出した小原がゴール前に持っていき、最後は相手GKが前に出てきたところで鈴木(現2)が押し込み追加点。しかし、ラスト10分は相手の猛攻にあう。30分にはSCから得点を決められ1点差に追いつかれるも、再三のピンチを乗り切り2−1で勝利。グラウンドは歓喜に包まれた。

   今季開幕時のプレイヤーは全員で11人。交代要員のいない苦しい状況で戦っていた立大だが、一人一人が自身のプレーに責任を持ちチームに貢献していくことで、その結束力は確実に強くなった。リーグ終盤にはプレイヤーに7人、マネージャーに3人の新入生が加わり、22人となった彼らが目指していくのは、1部との入れ替え戦への切符をつかむこと。「どんな形でもいいので、泥臭い形でもいいので、勝ちたい」と主将の増田(理4)は意気込む。プレーで引っ張る上級生に加え、格上の相手に対して果敢に攻め込む下級生たちの活躍も目立った今回のリーグ戦。増田の思いはチーム全体に浸透している。
   秋に向けさらにチームの底上げを図っていく立大。無限の可能性を秘めた彼らには、1部の舞台も夢ではない。

(7月5日・高橋茜)





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