女子バドミントン部

―4年生引退、そして後輩へ―


   9月22日、立大女子バドミントン部は秋季リーグ戦を3部Aブロック2位という成績で終えた。今回のリーグをもって引退をする4年生5人に今の心境、後輩へのメッセージを聞いた。


中森夕葵(観4)
―4年間を終えて
  4年間、今思えば早かったですね。今一番さみしいなと思うことは、バドミントンはやろうと思えばいつでもできるのかなって思うんですけど、またこうしてこのメンバーが必然的に集まるってことはないと思うので、次みんなでいつ集まれるのかなって思うとそこが一番さみしいなぁって思いますね。
―立大女子バドミントン部について
まあレベル差があるので、でもお互いに尊敬しあってやっていければいいのかなとは思うんですけど、もうちょっと、上を目指せればよいのかなとは思いますけど。昨日負けてしまったっていうのもチームとしての甘さが出てしまったのかなっていうのはあったので、個人的な技術だとかそういうところも含めてチームとしてもっと尊敬できるようになれば、もっと上に行けると思うので。これからそんなもっともっとそういうチームになっていってくれたらいいなと思っていますね。


有野文香(現4)
―4年間振り返って
  あっという間のような気もするんですけど思い返したらあっという間じゃなくて色々あったなって思います。1年の時は1年なりの悩みがあったし、2年の時は2年なりの悩みがあってやっぱ立場が変わることによって自分が部においてどういう振る舞い、どういう役割をしたらいいのかとかも変わってきてそれについての悩みもあったし。やっぱりどんどん練習していくにつれてプレーについての悩みも出てきて、中身が濃い4年間だったなと思います。

―主務としての1年間を振り返って
  私はレギュラーじゃなかったんで主務という形で部活を支えていきたいって思って主務をやってました。でも結構容量が悪くて部活を助けるために立候補したはずだったんですけど、失敗して迷惑をかけてしまったなっていうふうに思ってます。でも主務をやったことによって部がどういう風に動いているかとか自分がどういう形で部に貢献していくかっていうのを考えることができたんで、苦しいこともあったんですけど本当にやらせてもらえてよかったなって思ってます。周りの人にも主務の時に助けてもらったので仲間の大切さっていうのも同時に感じることができました。
―4年間で一番心に残っていること。
  初めてリーグにメンバーチェンジで出させてもらったこと。内容はもう本当にひどくてボロボロだったんですけど、もちろんメンバーチェンジで出れたっていう嬉しさもあるんですけど、リーグでいつも戦っているレギュラーの人たちがどういう気持ちで戦っているのかとかどういうプレッシャーの中でやっているのかっていうのを少し感じ取れた気がしたので、レギュラーの人たちにいつも立教を背負って戦ってくれていることへの感謝の気持ちが。今まで知らなかったわけじゃないんですけど「こういう気持ちで戦ってくれてたんだな」って思いました。
―4年間で学んだこと
  どうしよう、いっぱいあるな。やっぱり仲間の大切さですね。苦しいときも楽しいときもみんなで過ごしたなって思います。こんなに素敵な仲間がいなかったら続けてこれなかったなって思います。
―後輩へ向けて
  今まで先輩にしてきてもらったことを後輩に還元していかなきゃいけなかったんですけど、それが十分にできたとは思えないのでそれは反省しています。後輩に支えられっぱなしだったので本当に今までありがとうございましたって言いたいです。あとこれからも頑張ってほしいなって思います。


大島唯(コ4)
―4年間を終えて
  そうですね…自分たちはまぁ、今日で最後なので…。今日の負けも反省して今後のに生かしていってくれればいいのかなと思います。
―立大女子バドミントン部について
  強い人と試合出ていない人がいて、でもお互いがお互いを高めあっているというか、応援もそうですし、強い人が試合で勝って部を引っ張っていっていて。実力差はあるけど、お互いが助け合ってるっていうチームだったのかなぁと思います。


古瀬友香(観4)
―4年間振り返って
  時の経過が長そうに見えてすごい短かったなっていうふうに感じました。特に私は春に引退したのでみんなよりも今日をむかえてなんか余計短かったなっていうふうに感じました。4年間のバドミントンとしても全部が納得できるものではなくて、ほとんど悔いの残ることしかできなかったなっていうのがすごい印象的で。でも全体的に通すといろんな人とバドミントンがすごくできてよかったなって思います。私中学からバドミントンをずっとやってたんですけど中高は自分がチームの中で一番強い立場だったんですけど、大学にきてやっぱり全国レベルの人たちが同期にもいるし先輩・後輩にもいて、そういう強い人たちと練習ができたっていうのはすごく自分の財産になったかなって思います。
―4年間で一番心に残っていること。
  大学の部活っていうとやっぱりリーグ戦が一番メインになってくるので、ずっと2部昇格を目指してた中でチームが勝てなくて2番3番だったりで、勝った時の喜びっていうよりも負けた時の悔しさっていうのがすごく残ってるかなって思います。
―4年間で学んだこと
  1年のころは全然周りとか見えてなくて練習についていくことで精一杯だったんですけど学年が上がるにつれて立場も変わってきますし、幹部になると本当に全体を見ないと何もできないなっていうのを感じたので、物事を客観的に見るとか自分だけのことじゃなくてみんなのことを考えて動くっていうのをすごく学びました。
―後輩へ向けて
  後輩のみんなはやっぱりバドミントンが好きで、すごく勝ち気ですごく強気なので、これからまた2部昇格っていうのが常についてくると思うんですけどもバドミントン楽しいなっていう気持ちを忘れずにプレッシャーに負けずに、本当に楽しくコートの中でプレーしてほしいなって思います。

田上翔子(コ4)
―4年間振り返って
  学年ごとに役割が違ったなぁってって思いますね。人生経験として、普通の大学生活してたら気づかなかった貴重な経験がいろいろ経験できたなぁと思います。そういう役割に気付けたのも周りの先輩や同期やそういう人たちの存在が大きかったのと思うので。私はレギュラーにはなれなかったし、メンバーチェンジで、レギュラーの人たちが三本勝って終わってくれないと出れないっていう状況だったので、レギュラーが三本取ってきてくれたから、試合に出れたっていう意味でも仲間には助けられていましたし、あとは振り返ってみたらいいことばかりじゃなかったんですけど、でもそれも含めて最後までやり遂げられたっていうのは良かったのかなと思いますね。
―同期の存在
  みんなが尊敬できるものを持っているんですよ。こんな人になりたいなぁって人に出会いたし、単純に一緒にいても楽なんですよ。本当に尊敬できる人たちだったから、この人たちをモチベーションにして、4年間続けてこれたっていうのはありますね。
―4年間で一番心に残っていること。
  一番…決められないですね…うーん…決められないです(笑)
―後輩へ向けて
  自分の中で芯というかポリシーを持ってやってほしいというか、引退ってなって振り返った時に、私はこういうものを大事にしてそれを貫けたなぁって思えるように最後までそういう気持ちを持ってやってほしいなって思いますね。
(応援の声だしとかも大事にしてきたものの一つですか?)
  そうですね。自分にできる事ってなんだろって思ったときに自分は試合で一本取ってくるっていうのは出来なかったので、声で支えるっていうのが自分の役目かなと思って、応援は精いっぱいやってきました。これまで部の歴史の中でずっと脈々と繋いできたものというか、大事にしてきたものはあると思うので、その代のカラーとかはあると思うので、自分たちらしく、でも伝統の立教らしく、やっていってほしいです。でも一番は、チームの一人一人のことをみんなが考えてやっていってほしいと思いますね。


   彼女たちが果たせなかった2部昇格への思いは後輩へと受け継がれていく。これからも成長し続ける立大女子バドミントン部から目が離せない。4年生のみなさん、4年間本当にお疲れ様でした。


(9月25日 高橋茜)





Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.