応援団

1年の集大成 団祭「十字の下に」


  応援団主催で第五十一回団祭「十字の下に」が12月14日、立教大学タッカーホールにて盛大に開催された。「十字の下に」は普段体育会各部を陰から支える応援団が、この日ばかりは主役となり、1年の集大成として日頃の練習の成果をファンの方々や体育会各部の方々へ披露する場だ。

  第一部は吹奏楽部ステージ。Mr.Childrenの名曲「箒星」やスウィング・ジャズの代表的なナンバーである「Sing Sing Sing」など計4曲を披露。総勢五十四名の部員で重厚なハーモニーを奏で会場を沸かせた。続く第二部はチアリーディング部ステージ。7つのルーティンから構成され、迫力ある演技と華麗な笑顔で観客を魅了した。またルーティンの合間には幹部の4年間の軌跡や、下級生から4年生への感謝を伝えるスライドショーが上映され、観る者へ感動をもたらした。

  最終第三部はリーダー部ステージ。立教大学が誇る校歌・応援歌・拍手が紹介された。はじめに団長・霜田(済4)に率いられて、応援団の象徴である「大団旗」が入場し幕が上がると、第一応援歌「行け立教健児」や第二応援歌「セントポール」と言ったおなじみの応援歌から、「応援団節」や「寮歌」など普段はあまり披露されない曲目まで次々と披露された。最後に霜田が校歌「栄光の立教」を振ると、観客も含め全員で大合唱。場内の雰囲気は最高潮に達した。

  フィナーレでは、観客の4年生が登壇し、全員で肩を組み、第一応援歌「行け立教健児」を合唱。互いに4年間の労をねぎらいあった。そして客席から盛大な拍手が送られる中、舞台は幕を閉じた。

  「十字の下に」を終え、4年生は4年間の応援団生活にピリオド打った。全てを終えた時の彼らのすがすがしい表情からは「我が応援団生活に悔いはなし」との想いが伝わってきた。そして彼らの熱き応援団魂は後輩たちに受け継がれたに違いない。来年も応援団からは目が離せない!

(12月18日・小原覚)





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