アイスホッケー部

インカレベスト16入り!


  新年明けて間もない1月初旬。北海道・帯広市において行われたインカレ本選で、立大アイスホッケー部がベスト16入りを果たした。

  今秋に行われたリーグ戦では、思うような成績を残すことができなかった。DivTBグループでは6チーム中の5位。入れ替え戦で昭和大を撃破し、来年度も同グループで戦えることは決まったが、それは選手たちの納得する結果ではなかった。

  それでも、インカレ予選では強敵の青学大を1−0で破り、見事インカレ出場を決める。同じグループの宿敵を倒しただけに、喜びもひとしおだった。

主将としてチームを牽引した西川
  昨年のインカレでは北陸大に敗れ、初戦敗退を喫した立大。選手たちは昨季の雪辱を果たすために、また今大会で引退を迎える4年生のためにも、気合いは十分だった。初戦の相手は近大。序盤から立大のペースとなったこの試合は、松本(営2)が4得点を決める活躍を見せるなど、攻守に渡って相手を圧倒する。「4年生が引退する日を一日でも遅くしたい」(松本)。選手全員の胸に秘めるその思いが、チームにさらなる力を生んだ。立大56、近大20とシュート数でも大きく差をつけ、結果は7−1。見事2年ぶりの二回戦進出を決める。

  二回戦の相手は地元校の札大。関東大学リーグでDivTAグループに所属する日大を倒した強敵だ。結果は4−9と勝利することは叶わなかったが、格上相手に対して全く引けを取らない攻撃的なホッケーを展開。試合終了を告げるブザーが鳴るその時まで、立大アイスマン全員がゴールを目指す意識を失うことはなかった。

  インカレベスト16という好成績で今季の戦いを終えた彼ら。今大会をもって主将の西川(済4)をはじめ、チームを支えてきた4人の4年生が引退を迎える。部員数の少ない立大アイスホッケー部にとって、4年生の引退はチームに大きな意味をもたらすだろう。しかし、これまで培ってきたチームの「結束」が失われることはない。チームの結束力を武器に、来季も幾多の強豪を破る彼らの姿を、期待せずにはいられない。

(1月19日・竹中進)





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