ホッケー部女子

掴み取った1部5位!!


  2年前の春に1部へ昇格し、以来ずっと「1部5位」を目指してきた。1部リーグは山梨学院大、駿河台大、早大などと強豪校揃いだ。その中で全員が大学からホッケーを始めた立大にとって、1部に残留し続けることも難しい。少ないリーグ戦数、一戦一戦が順位に大きく繋がる。そして今回の秋季リーグ戦、遂に5,6位決定戦までたどり着いた。

  悲願の5位へ向け相対するのは、リーグ第3戦で惜しくも敗北を喫した成城大。立大はひるむことなく序盤から果敢に攻め込む。しかし相手に先制点を決められると焦りが見え始めた。パスもうまく繋がらず立大にとって悪い流れとなる。その流れを変えたのは小倉(文4)のシュート。試合終了5分前のことだった。



  同点のまま試合は延長戦へ。しかしそこでも決着はつかず、勝負はシュートアウトへ持ち越された。両チームが交互にシュートを打つこの競技、GK新井(コ4)の防御が光った。それに応えるように主将・南(済4)、柏倉(社4)の攻撃陣が点を決めると立大の勝利が決定した。

  念願の1部5位を達成したホッケー部。しかし立大にはまだ達成できていない目標がある。それは「打倒慶大」。今大会は4位になった慶大、立大はまだ一度も勝利したことがない因縁の相手だ。来季からはまた新体制で試合が始まる。この結果を塗り替えられるよう、さらなる高みを目指していってほしい。
(2月3日・船越ゆかり)





Copyright (C) 立教スポーツ編集部, All Rights Reserved.