ハンドボール部

見えた、1部への道



  9月21日を終えて、現時点で立教大学ハンドボール部は2部で得失点差により1位を争っている。春季リーグ戦を5位で終えただけに、今度こそ悲願の1部昇格を目指して選手達は意気込んでいる。

守備の要である田畑(コ3)
  今回の秋季リーグ戦では1戦目、2戦目が立大新座キャンパスで行われたため、大歓声を背に試合を戦うことになった。初戦の相手は関学大。春から積み重ねてきた練習の成果を見せ、38―25としっかり大差をつけて勝利することができた。2戦目の相手は青学大。ディフェンス面でのミスなどっ本来の力を出し切ることができなかったこともあり、26―27と接戦での試合を落としてしまう。 しかし、今シーズンの立大はここから巻き返しを見せる。3戦目の相手は国武大。春のリーグ戦では1点差で負けた相手だが1度もリードを許さず、34―30と4点差をつけて勝利を収めた。

  4戦目の相手は駿河台大。春のリーグ戦では10点差で敗れた相手であり、入れ替え戦にも進出した強豪校。しかしこの試合で立大は序盤からリードを保ち、相手を寄せ付ける暇もなく37―29で圧勝する。この試合で自信をつけた立大の勢いは加速した。続く5戦目の相手は上武大。攻撃力のあるオフェンス陣の活躍により49―25と今リーグ最多得点を叩き出し、1部昇格へのカギとなる6戦目の桐蔭大戦を迎える。桐蔭大は昨春1部から降格してきたばかりの強豪校。両者の実力が拮抗し、1点を争う好ゲームとなる。この試合でも立大は自分達の試合展開に持ち込むことで、42―39の接戦となった試合で勝利をつかみ取った。

攻撃の要である下地(済3)
  桐蔭大戦に勝利することで1部昇格をぐっと近づけることができた今リーグ。残り2試合で確実に勝利をつかみ入れ替え戦に進出し、今シーズンこそ悲願の1部昇格を必ずや実現させる。
(9月21日・曽我崇史)











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