射撃部

次の的へめがけて




  目覚ましい活躍を見せ、紙面上をにぎわせている立大射撃部。最近では、第205号で塚本(社4)が関東学生ライフル射撃選手権秋季大会50MP60種目で準優勝として掲載されたことが記憶に新しい。射撃とは、基本のルールとして立射、膝射、伏射と姿勢が三種類、10、25、50メートルと決められた距離から制限時間内に的の中心に弾を撃ち順位を競う競技である。

   立大射撃部には絶対的エースが存在していた。それが塚本だ。3年生の時の関東学生ライフル射撃選手権春季大会50MP60種目でも準優勝の活躍を見せ、現在は3月にあるナショナルチームの選考会で日本代表に選ばれるのを目標にクラブチームで練習を続けている。彼女は主将としてもチームをまとめ、部の精神的支柱となっていた。

   塚本が今春卒業して新チーム。部員は2、3、4年合わせて19人。新主将は鬼頭(済3)。射撃はどうしても個人で戦う競技だが、チームとして部員同士が切磋琢磨しあうことによって個の力は上昇する。3年生では鬼頭、古賀(法3)、2年生では浅野(異2)に期待がかかる。

   2月26日から28日までの3日間、伊勢原にて合宿を行った。過去の先輩たちを越えるため、部員はより一層練習に励む。直近の試合としては5月8日から10日にかけて行われる関東学生ライフル射撃選手権春季大会予選会。部員たちは、この冬の練習の成果を結果という形で試合に残す。  
(3月13日・曽我崇史)











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