アメリカンフットボール部

100%のプレーで


   昨年関東1部リーグBIG8から無念の降格を経験した立大RUSHERS。TOP8復帰を果たすため、順調に秋季リーグを勝ち進んでいる。第2節から、1年ぶりに帰ってきた選手がいる。LB#56星野慶一郎(社2)だ。昨年秋にケガで戦列を離れてから約10カ月。リハビリを経てこのたび待望の復帰を果たした。


   中学までは野球部だったが、高校アメフト部の練習の格好良さに惹かれて入部。当初はRBだったが2年次にLBにコンバートしてから頭角を現す。大学1年の夏にはU-19日本代表に選出されるなど、確かな実力を持つ選手へ成長した。ハードなプレーが持ち味で、どんな相手にも果敢に攻めかかっていく。    尊敬する選手は、チームをまとめるキャプテンの杉山。「高校時代からキャプテンとしてかっこよかった。プレーも人柄も全部ですね」。彼に憧れて、高校時代は同じ背番号52をつけていたという。
   「自分が変わったなって思ったのはやっぱりケガしてから」。昨シーズン試合に出られない間も、腐ることなくプレーや当たり負けない体作りを研究した。他大にいるライバルの存在も大きかった。「彼がTOP8でプレーしてるのを見ると、やらなきゃ、強くならなきゃって思いました」。復帰後は力強いプレーを繰り広げ、楽しみながら全力でディフェンスチームを引っ張っている。  

「1プレーごとに100%の力を出して、一喜一憂しないことを皆でしっかり詰めていけばおのずと結果はついてくる」。現在4連勝中のRUSHERSだが、まだまだ課題は残されている。秋季リーグ戦はいよいよ折り返しに入った。ここからも絶対に負けられない戦いは続いていく。「入れ替え戦は考えずに、ただもう目の前の敵に100%でぶつかっていきます」。星野のまなざしはTOP8昇格のその先、チームの目標である日本一だけを見据えている。


◆2015年度関東大学アメリカンフットボール秋季リーグ戦◆
11/1 (日) 対横国大 13:30〜 @アミノバイタルフィールド
11/14 (土) 対駒大 13:30〜 @アミノバイタルフィールド
11/29 (日)  対拓殖大 16:30〜 @アミノバイタルフィールド
12/12 (土)  チャレンジマッチ 未定 @アミノバイタルフィールド
 (※日時・時間は予定)
(10月20日・島崎まりん)




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