ヨット部 山本雄大
神奈川の海岸を主な活動場所とし、毎週末合宿形式で練習に励むという立大ヨット部。新入部員計10人の中で今回は山本雄大選手を取り上げる。大学からヨットを始めたという山本だが、実は彼、高校時代に海外で教育を受けていたという異色な経歴の持ち主。そんな彼がどうしてヨット部に入部し、どのようにしてヨットという競技に惹かれたのか。
友達の岡崎一輝(コ1)に誘われたのがきっかけです。 ──高校時代にやっていた部活は? サッカー部に入っていて、イギリス人とサッカーをしていました。 ──ということは、高校時代は外国にいたんですか? はい、高校時代はイギリスに住んでいました。 ──どれくらい外国に滞在していたんですか? 5歳から10歳まではアメリカ、13歳から18歳まではイギリスに滞在していました。 ──ヨットをする前のイメージと、実際にやってみての感想は? ヨットというのは風だけを頼りに進むものなので、すごく難しいものなんだろうなと思っていました。それで実際にやってみたら、やっぱり難しくて。上手くなるまでまだまだ勉強が必要ですね。 ──ヨット部の雰囲気は? 上下関係もそこまできつくなく、1年生同士も仲が良い。すごく楽しい雰囲気の部活です。 ──先輩方について 明るい人たちばかりで、優しく接してくれます。 ──ヨットの楽しいところは? 丘でヨットを使って練習していた動作が、海に行っても練習通りにうまくできた瞬間は達成感があって楽しいです。 ──今後の目標は? 関東水域で上位に入れるような学校になることです。もしかしたら来年にはレギュラーになれるかもしれないので、レギュラー目指して日々努力していきたいです。 ――ありがとうございました! 【取材を終えて】 急なインタビューを快く引き受けてくれた山本。自分と同じ初心者の多い中、レギュラーになるべくお互い切磋琢磨(せっさたくま)し合っていると話す。自身もチームも、さらに上へと上げていこうと、ひたむきにヨットに取り組む彼の活躍に期待したい。
(11月1日・塩田翔平)
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