あの子にエール!
マネージャー・トレーナー 特集リレー


第8回
アイスホッケー部マネージャー 相馬ゆきのさん
今回は、安藤さなえさんに続き島田玲衣さんとも一緒に体育会本部の新入生歓迎活動実行委員を務めた相馬ゆきのさんをご紹介します。2年生からアイスホッケー部のマネージャーとなった相馬さんは、実は1年生の時に我が「立教スポーツ」編集部の部員として活動していました! どうして転部したのか…、などお話を伺いました。

部の仲の良さが伺えます(相馬さんは中央)
――どうして転部してマネージャーになったのですか?
初めてアイスホッケー見たのが小学校の時で、お姉ちゃんがアイスホッケー好きだったから連れてかれて見に行っていました。小さい時から大学でアイスホッケー部のマネージャーになりたいって思ってたのですが、1年生の時はマネージャーを募集してなくて。2年生になった時にマネージャーを2人募集し始めて、今の同期から『やらない?』ってメールが来ました。すごく悩んだんですけど、やはり小さい時から一番やりたいことだったので、やることにしました。

――2年生からマネージャーになることに不安はありましたか?
不安っていうよりもわくわくの方が大きかったのですが、実際入ると部員が人生で出会った中で一番やんちゃな男の子たちで。取材してても分かると思うんですけど、やんちゃ過ぎてびっくりして。しかも(練習時間が深夜なので)遅い時間帯に車乗ったりとか今までしたことなかったし、人生で初めての経験ばっかりで慣れるのが本当に大変でした。入ってすぐ体調崩して風邪引いたりとか、環境に適応するのがすごく大変でした。

――立スポとマネージャー、どっちが楽しいですか?
マネージャーですね、すいません(笑)楽しいのはね。全然立スポの方が大変でした(笑)

――うらやましいです(笑) マネージャーの具体的な仕事を教えて下さい。
練習の時だとボトルの水替えたり、選手がけがしたら応急処置ぐらいのテーピング巻いたり冷やしてあげたり。でも実は裏方の仕事がすごく多くてホームページの更新や、OB・OGの先輩方が300名くらいに毎月手紙やメールを送ります。試合の後に電話かけたり。マネージャーの仕事はあまり部員には見えなくて、多分そういう仕事があることを知らない人も多いと思います。

  ――ではここで、島田さんからの質問です。「自分が経験したことがないスポーツのマネージャーを務めるにあたって大変なことは何ですか?」
自分がリンクに乗って戦う訳じゃないので、試合で負けるとすごい悔しいけど自分には何もできなくて、もどかしさがある。だからこそ、裏方の仕事など自分のできることをしています。とにかく頑張る気持ちをいつも忘れないことしかできません。

――逆にやりがいを感じることはありますか?
選手が何気なくでも、「ありがとう」の一言が本当にうれしいです! 特にああいうがきんちょでやんちゃ人たちだからこそ、本当にそれだけでうれしいんです! 「ありがとう」の一言があれば、どんなに自分が忙しくて仕事があっても頼まれたことは引き受けてしまいます。


――来年からマネージャーが少なくなりますが、どうしていきたいですか?
私は一人で抱え込んでしまう所があって、頼るのがすごく苦手で。とりあえず自分でやって本当に無理になったら「ちょっとお願いします」って言うことが多いので、そうならないように後輩のみんなを頼りにしたいです。自分が張りつめた表情をすると、後輩が不安になっちゃうと思うので笑顔を忘れずに楽しんでやりたいです。何かあったら同期だって先輩だって助けてくれると思うので、あまり肩の力を入れずにやっていきたいと思います。

――アイスホッケーの魅力とはなんですか?
スポーツ自体見てて楽しいんですけど、それってどのスポーツも言えること。だから、私はアイスホッケーというよりも"立教の"アイスホッケー部が好きです。人数は少ないけれど、その分すごく仲がいい。本当に家族みたい。他のアイスホッケー部と比べると、(練習の)量はないけれど、その分練習後に長くだべっちゃったりします。一緒にいる時間をすごく大切にしています。選手たちも少数精鋭だから一人一人が輝けて活躍している。みんなが全力を出さなければ勝つことができないので、みんなちゃんと頑張っているし。そういうチームの雰囲気が1年生の時から取材して分かっていました。もし立教アイスホッケー部がそういう雰囲気じゃなかったら、マネージャーにならなかったと思います。

――ありがとうございました。それでは次のマネージャーさんを紹介していただけますか?
立スポの時に取材をさせて頂いていた、女子ラクロス部のマネージャーさんをお願いします。日本代表チームのマネージャーにも選出されるということで、「チームのために、どれだけ本気なのか」を伺いたいです。




【取材を終えて】
元立スポ記者としてインタビュアーの経験があるため、今回は逆の立場となり、少し恥ずかしそうにしていた相馬さん。しかしチームについて質問すると、とても熱く語って下さいました。部員同士がとても仲が良いこと、日々真剣にプレーしていること。相馬さんがどれほどアイスホッケー部を愛しているのか伝わってきました。常に笑顔を絶やさず、誰に対しても優しく、完ぺきに仕事をこなす彼女は、チームにとって欠かせない存在のはずです。これからも、選手のため、チームのために頑張って下さい! 「立教スポーツ」編集部は応援し続けます!





相馬ゆきのさん、ありがとうございました!
次回は 女子ラクロス部マネージャーさん です。お楽しみに!


名前 相馬 ゆきの(そうま ゆきの)
学部学科、学年 社会学部メディア社会学科
3年
生年月日、血液型 1991年1月16日 O型
出身校 都立国際高校
最近はまっているもの 就活

(3月13日・小澤かほり)


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