あの子にエール!
マネージャー・トレーナー 特集リレー


第11回
水泳部マネージャー 関根早紀さん
第11回は水泳部マネージャーの関根早紀さんです!毎年立教スポーツの紙面を賑わせる水泳部を多方面から支えているマネージャー。なかなか知ることができないその姿に迫りました!

――なぜマネージャーになったのですか?
  中学生の時は水泳部に所属していていましたが、入学して水泳をやろうという気持ちはなくサークルに入ろうと思っていたんですよ。でも新歓期に水泳部の方とお会いして、水泳をやっていたと話したら「ちょっと話聞いてみない?」と誘われて話を聞くことに。そのときに感じたのは、本当にあったかい人たちだなと。話をしてくださった先輩が「水泳部はファミリー。仲間というよりも家族みたい」とおっしゃっていて、中学、高校といろんな人に恵まれてきたので、大学でもこんな人たちと一緒に活動したいなと思ったのが水泳部に入ろうと思ったきっかけです。

―――水泳部マネージャーの仕事内容を教えてください
選手だけでは練習は回らないので、朝の練習を回すこと、タイムキーパー、飲み物を作ることなどが主な仕事です。監督が毎日来るわけではないので、選手と監督のパイプ役をしています。合宿や大会の手配だったり、大会の選手のエントリーもマネージャーがやっています。

―――水泳ならではの魅力はなんでしょう?
何日、何ヶ月練習しているのが、たったの50m、100mで決まってしまうことかなと。あと水泳の魅力というか私が好きな水泳の姿があって、バタフライを泳ぐ選手の後ろ姿がすごくかっこいいです(笑)。

―――水泳部ならではの仕事はありますか?
立教の水泳部だからこそという仕事は、監督と一緒に行動することです。何かあればマネージャーが呼ばれます。「練習を見るだけなら、立教のマネージャーじゃない。大会での裏方の仕事の方がもっと大事だ」、「無償の愛を持て。見返りを求めるな」と監督にはよく言われますね。

  ―――マネージャーの仕事をしていて気を付けていることは?
 全ての選手にちゃんと目が配れるようにすることです。練習だけではなくて、練習が終わった後の他愛もない会話でもコミュニケーションを取ろうと心がけています。

―――マネージャーをやっていて辛かったことはありますか?
大会が重なってくると選手たちもピリピリして、私たちマネージャーも大会ごとに仕事が違うのでピリピリしてきて、お互いにぶつかってしまうことがあると辛いですね。

―――マネージャーをしていてうれしいと感じるときはどんなときですか?
やはり選手がレースで結果を出したときです。たとえ順位が目標に届かなくても、自己ベストを出して満足そうにレース終わって帰ってくると、よかったなって思います。水泳の醍醐味が関カレ、インカレなので特にリレーとかは泣きそうになりますね(笑)。眞弓(コ3)が去年のインカレで決勝残った時も泣きました。一年の集大成なので、勝手に涙が…(笑)。 


―――関根さんは今年で部を引退されてしまいますが、この4年間はいかがでしたか?
長かったですね。やり残したこととか、まだできたんじゃないかなと思うことがいっぱいあって。いざ離れると「あれもやればよかった」と思うことはありますね。

―――4年間の中で一番印象に残ったことはなんでしょうか?
選手の成長がそうですね。特に土橋(済4)は1年生の時は関カレなどの行事に対して不満を持っていたのですが、そんな彼女が去年の関カレ・インカレで「私が引っ張っていくからついて来い!」って言うたくましい姿を見せてくれて。同期なんですけどビックリして。そういう同期でも後輩でもいろんな成長を見られるのは大学スポーツしかないのかなと感じました。
―――後輩たちに伝えたいことは?
私たちが抜けることでだいぶマネージャーの人数が減ってしまうので、学年関係なく全学年で協力してほしいなと思います。
――では最後に野球部マネージャーの皆川咲さんからの質問です!「水泳を見ていると一緒に泳ぎたくはなりますか?」と「男女に対応に違いはありますか」です!
暑い日はやっぱりプールに入りたいなと思うんですけど、自分と選手との能力の差が激しいので、あの中では泳ぎたくはないです(笑)。男女の対応に違いはないです。そう言われればそうですね。男女が違っても接し方が違うことはないです。
――最後に次のマネージャーの紹介と質問を
試合を見に行ったことのあるホッケー部男子のマネージャーさんに。ホッケーの経験はあるのかなと、ないのであれば、一からマイナーな競技のルールを覚えるのは大変ではなかったのか聞きたいです。自分も新歓の時そのことが心配だったので聞いてみたいです。

――お忙しい中、ありがとうございました!



【取材を終えて】
マネージャーさんの仕事は人に気付かれにくい上に大変さも伝わりにくい仕事です。しかし、それでも選手たちの努力が実を結んだときの笑顔や、選手たちが成長する姿を糧にして日々がんばっています。最高の瞬間を選手と分かち合うために、今日もマネージャーさんたちは"無償の愛"を持って部を支えています!



関根早紀さん、ありがとうございました!
次回は ホッケー部男子マネージャーさん です。お楽しみに!


名前 関根 早紀(せきね さき)
学部学科、学年 観光学部観光学科4年
生年月日、血液型 1990年7月11日 B型
出身校 前橋女子高校
最近はまっているもの 読書
(10月30日・水泳部担当)


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