外房線Yさんの事件−高裁判決公判傍聴記録 written by NA 2002年9月13日(金)10時から、総武快速線事件の 控訴審判決が725号法廷で言い渡されました。残念ながら、 控訴棄却でした。 判決文が淡々とよみあげられましたが、要は、被害者の供述 は信用できるのに対し、被告人の供述等は信用できないとのも の。信用できない理由として上げられていたのは、勤務先の捜 索により押収された所有物、ビデオ撮影された降車状況にもか かわらず被害者の背後から脇をすり抜けて下車することは可能 であること、有罪になると失職することなどでした。 通学には早過ぎる時間帯であることについては、駅から学校 まで徒歩12分というのは、下車からでなく駅を出てからかも 知れない、途中に信号待ちもあるかも知れない等々、理由にも ならない理由を述べていました。 直ちに上告手続をとったそうです。 判決文を聞いていての疑問を記しておきます。 赤いくすんだジャンパーの男が、11月30日、12月1日、 12月4日に、被害者の背後にいたことの供述はあるものの、 犯人が被告人であることは確認されていません。背後で荒い息 づかいが聞こえたそうですが、痴漢は、荒い息づかいをするも のなのでしょうか。被告人を壁に使った真犯人がいるのかも知 れません。この点は、何ら解明されていません。