控訴審第2回公判 7月15日(木) 14:00〜15:00 大阪高等裁判所 1001号法廷 written by WI ・被告人質問 法廷の40席がHKさんの応援団でほぼ一杯になり 公判がはじまった。 前回のHKさん報告通り、今回より 検事の交代があった。 冒頭の5分間は書証提出のやりとりに使われる。 前回、検察側が開示してきた逮捕当日の写真撮影報告書 については、立証趣旨を限定することで取調に同意。 新たに性格の立証などのために証人申請をする。 弁護側より 自称被害者(女子高生)が事件後に電車に乗れなくなり、 自分で自動車を運転して学校に通っていたと言ってること、 学校では自動車通学どころか免許取得自体が禁止されている事の関連。 起訴後の実況見分(起訴後の証拠固め→予断による起訴)について、警 察官が法廷で、女性の学校の授業の関係で遅くなった(実際には授業は なかった)と言っていることとの関連。 家族や会社の上司が書いてくれたHKさんの性格など。 (最終的に23条照会のみ採用されました) 14:05 弁護士からの主質問スタート 一審第六回公判にてHKさんが供述した (私1),(私2)につき梅田駅,本町駅での立ち位置であることの確認 また このことを捜査機関側が勾留延長の頃まで全く聞く耳持たなかった旨 説明する。 更に 事件当時、“右手に黒のリュックと傘、左手にドア付近の手すり”を 握っていたこと “心斎橋の前で”自称被害者女性が“大声”を出したこと 自称被害者女性の“左ななめ後ろ”にいたこと 自称被害者女性がHKさんの“左手”を掴んだこと “最初は頭を向け、徐々に体を向けた”ことなど 述べたうえで 当時『何言ってるの』『知らんやん』(痴漢をしたなんて知らない)と答 えたと説明した。 14:15頃 裁判長より『もう少し大きな声で話して下さい』という注意が入る 弁護士後半の質問 事件直後、自分から自称被害者女性に反論しなかった理由として ・自称被害者女性がヒステリックで話にならなかった。 ・落ち着いたら話そうと思っていた。 ・駅長室に行けば誰かが間に入ってくれると考えていた 等の合理的な説明をのべ 最後に 自分が性格的におとなしい人間であり、 普段からケンカや言い争いなどはしたことがない旨を付け足した。 14:17頃 検事による反対質問 自称被害者女性を意識したのはいつか? 事件当時交際相手はいたか? コンドームを持っていたのは何故か? 成人向けの雑誌を買ったことはあるか? などなど 関連性のない質問が多かった。 これに対し、弁護団がその都度異議を述べたが HKさん自ら 『答えます。町で配っていたのを貰ったから持っていただけです』 と答えた場面は、タイミング的にも、その姿勢にも 素晴らしいものがあり、HKさんの誠実さが伺われた。 検事は 不同意になっていて証拠能力を認められていない 証拠に基づき質問しようとした場面に 3〜4分を費やし、最終的に、裁判官から手続き的な説明 までされたところは、かなり滅茶苦茶な感が残った。 続いて検事の反対質問 ・一審の判断、第一審の裁判官の判断でへんだなと思うところはあるか? →HKさん 『被害者にもおかしいところはある。と言っておきながら、私を有罪にす るというのは信用できない』 ・後ろを振り向いたらあなたがいたという第一審が認定した事実や証拠関 係から、あなたが犯人だというのは決定的ではないですか? ・謝ることもなければ、迷惑も掛けていないと言うんですね。今からでも 遅くないので、事実を言われたらどうですか? →HKさん 『こんな裁判を長く、1年以上も闘っているんですからこちらが謝って欲しい』 と堂々と述べた。 14:32頃 続いて弁護士から再度主質問 写真を示しながらだったため省略 (基本的な部分、電車内での本当の立ち位置や体の向きなどを 裁判官に対し丁寧に説明するかのような質問と受け答えがなされた) 14:39 検事の補充質問 HKさんが一審(第七回公判調書P,37)で 『私の印象と合わない部分がいっぱいあります』 と言っていることにつき 同じくHKさんが 『声を掛けられた時に自称被害者女性を認識した』 との発言と矛盾があると主張するが これは、自称被害者女性の供述に対して、自分の認識と違うと 述べたに過ぎず、この時点でHKさんが自称被害者女性を 意識しているか否かは全く関係がない。 これは、明らかな誤導であり、とぼけてこのような汚い質問をする 検事に対して、また裁判官に対して 弁護団はHKさんに矛盾がないことをしっかりと説明した。 14:45 裁判官より補充質問 HKさんが電車に乗った目的 事件までの流れなどを確認するためにいくつか質問した後 『具体的にどういう言葉で痴漢と間違えられていることに気付いたの?』 『事件直後に右手に鞄と傘、左手に手すりを持っていたことを示せば、 それで足りたのではないか』 という質問があった。 HKさんは質問にそれぞれ 『具体的には覚えていない』 『今だったら、そのようにしていたかもしれない』 と答えました。 14:50〜14:55 進行協議(合議のため裁判官退廷) 次回期日 地下鉄御堂筋事件 控訴審第3回公判 9月9日 14:00〜 大阪高等裁判所 1001号法廷 ・弁論