西武新宿線第2事件



第一回公判傍聴記   written by OZ
4月23日14:30より   402号法廷で。

1.人定質問

2.起訴状朗読
要旨:
 被告人は、平成15年2月26日朝、西武新宿線鷺ノ宮駅〜高田馬場駅間で「被害者」
の臀部を下着の上から触るなどし、もって婦女子を羞恥させた。
「東京都迷惑防止条例」違反。

3.罪状認否
 「私はそうしたことは一切しておりません」
 「(当該電車に乗っていたことは?)間違いありません」
 「(起訴状にいう痴漢行為はしていないか?)はい」

4.弁護人陳述
要旨:
 否認する。ただし、乗車していたことは認める。仮に痴漢行為があったことが事実
だとしても被告人はそういう行為はしていない。冒頭陳述は別途行う。

〈これより証拠調手続き〉
5.検察官の冒頭陳述(メモが不十分ですみません)
ポイント:
・(起訴事実のほかでは)「被害者」の右後方に女性がいた(周囲の人に関する記述はこ
れだけ)。
・臀部を触られているときにその手をつかみ、右後方に顔を向けコートの袖口を確認
したが、手を振り払われる。すぐに右後方を見て、コートの袖と、後ろにいた被告人
が着ていたコートと、色が同じだと確認した。

6.弁護人の冒頭陳述
ポイント:
・「被害者」は誤認しているだけ。仮に痴漢被害があったとしても被告人が犯人ではな
い。
・駅事務所前である女性が「(被告人は)コートがはさまれているのを引き抜いていた
だけ。(「被害者」に)間違えられたのではないか」と申し出てくれたが、駅員はなん
の対応もしなかった。女性が立ち去ったため被告人は駅員に抗議をし、駅事務所を出
て見回したが女性は見つから
なかった。この女性のことは取り調べのたびに供述したが捜査官は無視した。
・仮に被害があるとしたら、ほかに真犯人の可能性のある乗客がいた。
・被告人、弁護人は正面からたたかう。

7.検察官提出の書証について
(1)被告人供述調書、西武鉄道に対する電話聴取結果報告書など → 同意(証拠
として採用された)。
(2)その他の書証 → 留保(まだ採用されてない)。

8.次回進行協議
 5月7日(水)13:15
  次回公判の日程など今後の進め方について。

この他、どこでだか忘れましたが、弁護人が、証拠開示を求めることを述べていまし
た。
20ある傍聴席は満席になり、何人かあぶれていました。

係属部は、
 東京地裁刑事第12部 
  藤井俊郎 裁判官(単独)
  山中一弘 検察官

公判後、弁護士会館のロビーで報告会を行いました。
STOP!痴漢えん罪!

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