西武新宿線第2事件



第十回公判傍聴記   written by NA
2004年1月30日 13:30-14:00 東京地裁515号法廷
 弁護団から、被告人がかつて使用していた市販の飲み薬(バロナ)、
その使用説明書、医師の診断書、処方箋が証拠申請され、採用された。
 突然に裁判長が職権で被告人質問。その薬の購入日を尋ねる内容。被
告人は、何度も購入したので覚えていない。いつでも飲めるように車の
アタッシュケースに入れてあったものを、提出したと答えた。なお、そ
の薬は既に使用期限が過ぎており、新たに購入したものでないことは自
明である。
 弁護団から、被害者の被害届け(甲2)および供述録取書(甲4)を、
弾劾証拠として申請。検察官は、矛盾していないと異議を述べる。裁判
所は、証拠申請に結論を出さぬまま、検察官に対して証拠提出命令。検
察官が直ちに応じた。
 検察官は、被害者の供述録取書(甲3・12)について、立証趣旨を供
述経過として証拠申請するかどうかを検討するという。その際の扱いに
ついて弁護団は、2月6日までに回答すると述べた。
 検察官は、被害者の母親および親戚が作成した、「書面による意見陳
述」を次回期日に申請するとのこと。本件の主たる争点は、被害の有無
ではなく被告人が犯人であるか否かなので、主たる争点とは無関係であ
る。証拠調べの終了時の申請なので、被告人の有罪・無罪の判断に悪影
響は無いだろうと判断して、同意した。
 次回期日は、2月17日11時15分。これらについて陳述や証拠調
べを行った後に、検察官による論告・求刑が30分程度行われる予定。
 1月30日の公判後に行われた説明会の最後に、被告人自身が、支援
のお礼と支援の継続を訴える挨拶を行った。とても立派な内容だった。
STOP!痴漢えん罪!

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