西武新宿線第2事件



第三回公判傍聴記   written by NA
6月23日10:00〜11:40   515号法廷

 裁定合議事件になったので、公判手続を更新。
 戸塚警察署の古田警察官と高橋警察官の証人尋問。
 古田警察官について。検察官の主尋問に続き、富沢弁護人、鳥
海弁護人、工藤弁護人が反対尋問。更に、左陪席、裁判長が補充
尋問。
 写真撮影報告書甲6号証と甲17号証について、さまざまな計測
漏れや記載漏れが指摘され、いずれもミスだという。あまりにも
長い股下の計測は、被害者自身に行わせたという。
 用いたマネキンの身長が、反対尋問と補充尋問で10cmも異なる。
 痴漢事件の写真撮影は70〜80回行った経験があるというが、ズ
サンすぎる。
 高橋警察官について。検察官の主尋問に続き、安田弁護人、鳥
海弁護人、工藤弁護人、富沢弁護人が反対尋問。再主尋問後、左
陪席、裁判長が補充尋問。
 写真撮影報告書甲5号証甲9号証について、さまざまな計測漏
れや記載漏れが指摘され、甲9号証には立会人もいないので321 
条3項書面にあたらないのではないか問題とされた。いずれも、
検事の指示が無かったのでという証言であった。
 立ち位置よりも被害部位を重視したので、立ち位置は不正確?
 被害者の指示説明を突破口に、車内での口論との時刻の不整合
に切り込もうとするが、検察官のガードが固く失敗。この点は、
被害者の証人尋問に先送りせざるをえない。
 甲9号証は、取調べ検事の指示により、被害者の左後方の男
性には犯行不能であるとするためのもの。しかし、密着し過ぎ
て、被告人の犯行も不可能になる。この点について、被告人が
意図的に隙間を作れば不可能ではないと言い張った。
 証人尋問終了後に検察官は、写真撮影報告書4通を321条3
項書面として証拠申請。弁護団が反対したので、裁判長が提示
命令を出して、次回公判で判断を示すこととなった。
 なお、250%の混雑の中で、右腕にかけていた鞄を左手に持ち
替え、右手で犯人の手を掴めると、高橋検察官が考えたのかを
も追及して欲しかった。この点は、被害者の証人尋問に先送り
せざるをえない。
 次回は7月16日(水)13時30分515号法廷
 
 傍聴人への説明は、弁護士会館一階法律相談の待合所で行わ
れた。

STOP!痴漢えん罪!

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