西武新宿線第2事件



第六回公判傍聴記   written by NA
9月5日10:00〜11:30   515号法廷

 花岡証人(車内の離れた場所から被害者と被告人を目撃し
  西武新宿線高田馬場駅で、駅事務室に連れて行った男性)
 員面調書と検面調書の不同意部分に限定して、弁護側の主
尋問・検察官に反対尋問・裁判所による補充尋問が行われた。
 とりわけ目新しい証言はなかった。「被害者をドツク行為」
と花岡証人が述べる内容が、離れた場所から被告人の行為を
見た彼の判断にすぎないことは、確認できた。
 冷静に観察しようと努力したと述べる割には、被害者の左
斜め後ろ辺りにいた人物について、何も覚えていない。車内
で被告人の隣にいて、駅事務室に来た女性について、被告人
が痴漢犯人ではないと伝えに来たのではなく、客観状況を伝
えにきただけという判断。そのためにわざわざ来る人がいる
と、考えているのかしら。女性が前にいる時に男性は、背中
から乗車するべきだ、被告人がそれをしなかったから印象に
残っている?と証言。でも、駅員3人に押し込まれる混雑の
ときに、その姿勢になるのは無理のように思われます。痴漢
と間違われた場合には、やっていないと理由を説明し、その
説明を相手が納得してくれなければ私は諦めますと証言。で
も、間違われた経験は無いとのことだし、そんなに冷静にな
れる訳ないと思います。

 証人尋問の後、安田弁護人から追加的冒頭陳述が行われた。
はじめに、捜査過程の問題、目撃者TAの存在については朗読
が許されたが、他の真犯人の存在可能性については、裁判長
が削除を命じた。被告人質問などにより証明しようとしてい
る事項であるから、この訴訟指揮は不当である。きちんと争
って、異議をとどめて欲しかった。
 合議のための休廷の後、不当な取調べをした草野警察官の
証人申請、および、逮捕直後から一貫した被告人の弁明につ
いて接見を続けていた安田弁護人の証人申請が、いずれも却
下された。この点には、異議をとどめてくれた。
 なお、公判調書上に異議をとどめるとは、もしも控訴審で
争うことになった際にこの点をも争いうるための、必要条件
である。
 9月19日の公判期日は職権で取り消され、次回期日は、
10月10日10時となった。当日は、TA証人の尋問
が行われる予定である。

STOP!痴漢えん罪!

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