東武東上線事件



第一回公判傍聴記録
第二回公判傍聴記録
第三回公判傍聴記
第四回公判傍聴記
第五回公判傍聴記
第六回公判傍聴記
2003年3月に上告しました。
事件概要  2001年7月11日朝、私は会社へ向かう東武東上線池袋駅車内で痴漢の被害に 遭っている女性に気付き犯人との間に体を割り込ませ助けてあげようとしたところ、 右斜め前にいたと言う男性に腕を掴まれ痴漢の犯人として逮捕された。 私は身に覚えのないことなので終始一貫して無実を訴えましたが、東京地方裁判所 は有罪(懲役1年4ヶ月)の判決を出しました。 裁判では「成増駅で逃げようと出口に少し向ったら後ろから両手でスカートの内側 を掴まれ引き戻された」、「ずっと触られ続け手が離れることはありませんでした」 との被害者供述に対し、私の真後ろに密着する形で立っていた男性(検察側証人M)が 「被告人は成増駅で人込をかき分けるように出口とは反対側にいた私の前へと移動し てきた」、「被告人に怪しい動きはなく、ときどき手摺に掴まっていました」と、犯 人ではない決定的供述(証拠)があり、被害者供述は矛盾だらけで信用性がなかった にもかかわらず裁判官は「被害者は痴漢され動揺しており供述に食違いがあったとし ても、それを矛盾とは言えないし、信用性がないとも言えない」、「Mも目を反らす ことなく見ていた訳ではないので怪しい動きに気が付かなくても不思議はない」など としている。被害者供述の矛盾には「矛盾していなく信用性がある」として、Mの私 を無実だとういう証拠も、Mさんが言ってもいない供述「見ていない時もある」など と補足して証拠隠滅をしている。一方、私を捕まえた男性(検察側証人A)はさいさ んの要請にもかかわらず、出廷することはなかった。 私は身に覚えがないことなのだから、きちんと説明しようと自ら池袋駅事務室へ行 きました。しばらくすると警察官が来て「ちょっと事情を聞くだけだから」と池袋署 へつれて行き「お前は逮捕されているんだ」と、その日から4ヶ月間にもわたり勾留 され連日長時間に渡り「お前が犯人だ」、「やったって言え」、「言えば執行猶予で 妊娠中の奥さんに会えるぞ」などと自白を迫る取調べが深夜まで続き食事をとること もできませんでした。頭から犯人と決め付けた非人権的扱いを受け、まともな供述調 書など作ってもらえない状況の中でも終始一貫して無実を主張しましたが検察は強引 に起訴をしました。 この間、私は愛する妻とも引き離された上、長年勤めてきた職も失いました。裁判 での被害者女性の曖昧な証言、他証人2人の内、1人は出廷を拒み、もう1人は、私 が犯人ではない決定的証拠証言しているにもかかわらず裁判官は有罪としたのです。  一審判決後、控訴申請し私は次回公判に向け「絶対に無実を勝取ってやる! その ためには、やれるべきことは何でもやっていこう」という気持ちで頑張っています。 今回の件で誰よりも支えになったのは妻です。身重3ヶ月という体を支えながら毎日 のように接見に来てくれ私を励ましてくれました。出産に立ち会うことができ新しい 家族も増えましたが、妊娠中の体には大きなストレスとなった為、産後の体調もおも わしくなく、毎日、薬を服用しなければならない体になってしまいました。産まれた ばかりの子供と病中の妻を抱えながら現在も職に付くことができない為、生活費もま まならない日々を送っています。この様な状態のまま、無実の私が有罪にされたら妻 や生まれたばかりの子供はどうなるのでしょうか。  現在、控訴審で戦っています。  一審には最後まで出廷を拒んでいた証人Aの尋問が控訴審2回目に予定されていま したが、出廷せず、5分という短い時間で閉廷してしまいました。控訴審3回目は裁 判所命令によって、再度、証人Aの証人尋問を予定しました。ようやく出廷してくれ た証人の供述は、「何も見ていない。気付いていない」といったような内容でした。 「被告人はきおつけの姿勢で立っていた」、「上体をくの字に曲げていなかった」、 「女性のスカートが足の上部まで捲れているのは見たが被告人の手や腕は見ていない」。 なぜ痴漢犯人だと思い腕を掴んだのですかとの質問にも、「女性が右側に振り返り被 告人を睨んだから」と言っている。これは被害者の供述と食い違っている。被害者は 左に振り返り被告人を睨んだと供述。結局、被害者は本当の犯人に痴漢をされていて 動揺、パニック状態であったために供述がめちゃくちゃである。犯人の腕を捕まえて 振り返り睨みつける女性が、捲られているスカートを一度も下ろすことがないのには 矛盾が残る。証人Bは、被告人は怪しくないし鉄棒に掴まっていた。証人Aは、被告 人は真っ直ぐ立っていた。誰も何も見ていない。みんな、想像や思い込みで私を痴漢 の犯人だと思っている。  次回控訴審では私の尋問が予定されました。私の尋問次第では、控訴審での被害者 尋問が予定されるかも知れません。どちらにしても控訴審判決まで、残すところ1回 〜2回です。  裁判がどんなに有利に運んでいても、何も証拠がなくても、絶対に有罪にされるで しょう。  しかし、最後まで戦います。
STOP!痴漢えん罪!

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