西武新宿線第2事件



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第十二回公判傍聴記録-2
第十三回公判傍聴記録

2004年5月25日午前0時に無罪判決が確定しました。 事件概要(姉YKさん執筆)  2003年2月26日(水)、西武新宿行急行電車の9両目車内にて、弟は痴漢に 間違えられました。  弟(31歳、身長180センチ)はこの日、再就職したばかりの勤務先に出勤する ため、自宅最寄駅から電車に乗ったが、空腹等で途中で気分が悪くなり、本来の下車 駅ではない鷺ノ宮(さぎのみや)駅で一旦下車し、気分を回復させるべく休憩をした。  若干気分が回復したので、会社に遅れないように再び電車(鷺ノ宮発7時55分→ 高田馬場着8時05分、朝のラッシュ、ピークの時間帯で乗車率は250%)に乗っ た。  進行方向右側のドアから最後の乗客として乗った際に複数の駅員が背中を押し、よ うやくドアが閉まった。このときにダークグレイのロングコートの裾あたりがドアに 挟まれてしまった。左腕脇に少年マガジンを抱えていたので、主に右手でコートの裾 をドアから引っ張り出そうと、はげしく身体を揺すり必死で引っ張り、なんとか引っ 張り出す事ができた。  車内での位置関係はドアを背にして弟、その左斜め前に被害者と称する女子学生、 弟の右隣に20歳代のOL風の女性、弟の左隣に40歳位の男性、弟の左斜め前に詰 襟の学生服を着た男性。  しばらくすると、弟の前にいた女子学生が前を向いたまま『やめてください』と 言っているのが聞こえたが、弟は誰に言っているのかすぐにはわからなかった。その あと女子学生が弟の方に顔を向けて『さわったでしょ』という感じの事を言った。弟 はこの女子学生が何を言っているのか最初はわからなかったが自分が痴漢に間違えら れている事に気付き『やってないよ』『僕じゃないよ』という感じの事を言った。し ばし双方で、やった・やらないの相当激しい口論があった。このやりとりは周囲の人 に十分わかる程度の大きさの声であった。すると、比較的近くにいた中年女性から 『あなたもそんなに激しく動いているからよ』『間違えられるのも無理ないわよ』と いう声と、隣のドア付近から男性の声で『なんとかしてやれよ』という声が聞こえ た。弟と女子学生の口論は一旦はおさまった。  電車が高田馬場駅に着き、ホーム上で降車する人たちをやり過ごしてからその電車 に再び乗ろうと思っていた弟の近くに女子学生が来て、また、やった・やらないの口 論となった。そこへ、車内で『なんとかしてやれよ』と言っていた男性がそばに来て 『こんなところで口論していても、らちがあかないから』」とか『やっていないなら 駅事務所でそう言えばいいじゃないか』と、言ってきたのでこの男性と女子学生、弟 で駅事務所に向かった。  駅事務所の前で、その男性が駅員に事情を簡単に説明した直後、車内で弟の右隣に いたOL風の女性が駅事務所に来て、駅員に向かって『この人はコートがドアに挟 まったから引っ張っていたのですよ。だから痴漢と間違えられたのではないですか』 と言う感じの話をした。しかし駅員はこの女性を引きとめることも、名前・連絡先す らも聞くこともせずに駅事務所に入ってドアを閉めてしまった。弟はとっさに、重要 な目撃者がいるのになぜ帰してしまうのかと猛抗議をした。しかし、この駅員は何の 対応もしなかったので弟自ら事務所を出て引きとめようとしたが、すでにその女性は いなかった。  その後、駅員は警察を呼び、逮捕され戸塚警察署に連れて行かれた。  取り調べの際、弟は最初から一貫して、絶対にやっていない、コートがドアに挟 まっていたのを抜こうとしていただけだ、駅員が目撃者を帰してしまったと言い続け ていたが、捜査員、検察官は全く無視し続けた。  突然、着の身着のままで逮捕、勾留、その後起訴され、現在もまだ勾留されたまま でいる。  事件概要は以上です。  弟が痴漢なんかやっていないと思うのは、身内だからかばっているのではなくて、 客観的に見てもやっていないと思えるからです。  コートが挟まって抜こうとしている所をみていて、朝のあんなに混雑している駅で 忙しい時間なのにも関わらず、わざわざ駅事務所にその事を伝えに来てくれた女性が いた事、一貫して無実を主張している事、それと一般的に痴漢をやるような人は他の 人に気付かれないようにこっそりとやるはずだと思ったからです。  女子学生は、『スカートを捲り上げられ右側のお尻をパンツの上から触られた』と 言っています。女子学生が勝手に痴漢だと思い込んで勘違いをしているのだと思いま すが、もしかしたら他の誰かから痴漢被害をうけていたのかもしれません。  でもそれは絶対に弟がやったのではないのです。  痴漢冤罪被害者救済ネットワークの方たちの協力により5日間のチラシ配りを決行 する事ができ、その結果、メールにより何件かの情報も得ることが出来ました。  これからも、無罪を勝ち取るために戦っていきます。

STOP!痴漢えん罪!

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